昭和28年の6;26水害では、未曾有の被害と多くの犠牲者を出したが、我が小学校時代の同窓が沢山(27名?)亡くなっている。
あれから60年たつというのに、あの時の恐怖はいまだトラウマとなっている。幼くして亡くなった同窓の犠牲者に哀悼の意を表したい。
大江小学校・水害犠牲者慰霊祭写真 (四段目中央)
今年は雨の少ない梅雨をすごしてきたが、今日は夜半からすごい風雨、大雨の予報が出されている。今も振り続いている雨は、かすかな記憶の中にある60年まえの雨を思わせる。・・・・・悲しい・・・・
昨年も白川は大きな被害をもたらした。龍田地区の原始の川のように大きく蛇行する川路は、以前と変わらぬ流れで被害地を見ない限り、昨年の事が嘘のように思われる。子飼橋の架け替えや、河川改修などが進み随分様相が変わってきた。龍田地区も多くの家々が移転を迫られ、かつての宅地を貫通させて川路の変更が行われる。買収交渉もままならないようだが、致し方のない措置であろう。
自然の前にはまさに無力である。いかに災害にあわないようにするか、命を守るために知恵を出し合い協力しなければならない。
(昨日は母校・大江小学校に電話をして水害で亡くなった方の人数をお聞きしたが、60年もたつとどうも判らないらしい。ちょっとショックを受けてしまった。
その後教育委員会のおたずねして、死者7名・行方不明者14名・計21名であったことをお教えいただいた。私は27名と覚えていたのだが、1(いち)と7(しち)の間違いだったようだ。)
今日のこの日、学校では黙とうくらいされるのだろうか・・・と、ふっと思った。
今日の熊本日々新聞 http://kumanichi.com/news/local/main/20130626005.shtml