大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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”エレクトロン”ロケットで日本の小型衛星StriX-1打ち上げ! ロケットラボ

2022年09月19日 11時23分41秒 | H2A/B H3ロケット イプシロン 準天頂衛星「みちびき」 極超音速ミサイル

参考:1基目、 StriX-α(ストリクス・アルファ)について
SynspectiveのSAR衛星は、政府が主導する革新的研究開発推進プログラム「ImPACT」の成果を応用した独自の小型SAR衛星です。今回打上げを行う『StriX-α』はSynspective初の実証機。『StriX』の重量は、従来の大型SAR衛星の約1/10である100kg級です。SARアンテナは長さ5メートルで、打上げ時は折りたたまれており、軌道上で展開します。地上分解能は1〜3mで観測幅は10〜30km、単偏波(VV)データを取得します。観測モードは、ストリップマップモードとスライディングスポットライトモードの二つがあります。今後、StriX-αに続く実証機『StriX-β(ストリクス・ベータ)』を2021年に打上げ予定です。2022年までに商用機4機を軌道上に打ち上げ、最終的には30機のコンステレーション(衛星群)により広範囲、高頻度の地上観測を可能にするシステムの構築・運用を目指します。

ロケットラボは日本時間2022年9月16日、「エレクトロン」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていたのは日本の国内企業が開発した人工衛星で、予定通りの軌道へ投入されたことが同社のTwitterアカウントにて報告されています。
打ち上げ日時:日本時間2022年9月16日5時38分【成功】
発射場:オネヌイ射場(ニュージーランド)
ペイロード:StriX-1(ストリクス・ワン)
StriX-1は、日本国内の企業「Synspective」が開発した小型のSAR(合成開口レーダー)衛星で、StriX-α(2021年12月打ち上げ)とStriX-β(2022年3月打ち上げ)に続く3機目の打ち上げとなります。
Synspectiveによると、実証衛星だったStriX-αとStriX-βとは異なり、StriX-1は将来的な衛星の多数機生産や運用を見据えた初の実証商用機(商用機としての実証を目的としたプロトタイプ機)に位置付けられています。Synspectiveは2023年末までに合計6機の衛星を軌道へ投入する予定で、2026年前後には30機の衛星コンステレーションによる高頻度・広範囲の地上観測を可能とするシステムの構築・運用を目指すと述べています。
なお、今回は30回目のエレクトロン打ち上げミッションであり、StriX-1はエレクトロンが軌道へ投入した150機目の衛星となりました。

@民生用とは言え、今時の合成開口レーダー衛星で、1-3mの精度なんてお呼びじゃありませんです。使う周波数帯とアンテナ次第ですが、桁が一桁違います。実際は、公称よりすごいという意味です。