大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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三沢基地 早期警戒機9機導入 E2D 機体点検後空自に引き渡される! CEC装備

2019年04月12日 14時08分07秒 | 我が国の主力戦闘機 F-35A/B F-15J F-2/3 AWACS V-22

防衛省は、戦闘機や巡航ミサイルなどの探知情報を共有する共同交戦能力(CEC)システムをE2Dと海上自衛隊の「まや」型イージス艦に装備する方針。



E-2Dの外見はE-2Cとほとんど変わりなく見えますが、搭載するレーダーがE-2Cの「AN/APS-96」から、ロッキード・マーチンが開発した、より能力の高い「APY-9」AESAレーダーに変更されています。
APY-9レーダーはE-2C同様にレーダードームを回転させて、全周に渡って空中と洋上を監視するモードに加えて、一定の範囲を重点的に監視するモード、レーダードームを目標の方向に向けて回転を止めて捜索を行なうモードも備えています。E-2Dのメーカーであるノースロップ・グラマンによれば、回転を止めて捜索を行なうモードを使用するE-2Dは、E-2Cの5倍以上の距離の探知ができるとのことです。
空母に搭載するため機体の大きさに制限のあるE-2Cは、E-767などの早期警戒管制機や、近年増加しているビジネスジェット機をベースに開発された早期警戒機に比べて機内のスペースが小さく、レーダーの操作や味方との通信などを担当する電子システム士官は3名しか搭乗していません。わずか3名ですべての任務をこなさなければならないため、E-2Cの電子システム士官には大きな負担がかかっています。E-2Dのコクピットの液晶ディスプレイには電子システム士官の座席の液晶ディスプレイと同じ画像を表示する能力を備えており、必要であれば副操縦士が電子システム士官の任務の一部を担当することができます。
E-2Cとアメリカ海軍の運用するE-2Dにはトイレがありませんが、航空自衛隊の導入するE-2Dにはユニット式のトイレと、食べ物を温めたり暖かい飲み物を作ったりできるギャレーが追加装備されています。航空自衛隊のE-2Cは、空母から運用されるアメリカ海軍のE-2CとE-2Dに比べて作戦時間が長く、乗員には大きな負担がかかってきましたが、E-2Dはその負担を大幅に軽減することができます。

@ここで紹介した通り、現有のE2Cとは比べ物になりません。南西方面の監視任務の為に沖縄のE2Cと入れ替わります。
先月26日にF-35A12機で編成された302飛行隊の1号機に搭乗していたのは、中野義人2等空佐だったんだね。