大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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F-3次期主力戦闘機 エンジンはIHIとロールスロイスとアヴィオ 日英伊共同開発へ

2023年02月07日 03時21分59秒 | 我が国の主力戦闘機 F-35A/B F-15J F-2/3 AWACS V-22

戦闘機用ジェットエンジンのプロトタイプIHI「XF9-1」耐熱性を高めるために金属材料から見直している。


UKテンペスト

IHIは、日本と英国、イタリアの3カ国が共同開発する次期戦闘機プロジェクトにエンジン担当企業として参画する。防衛省が2020年から着手している次期戦闘機開発にも参画しており、今後は国際共同開発に移行する。日本はこれまで、航空自衛隊のF-2戦闘機の後継となる次期戦闘機の開発に向け、技術開発を進めてきた。IHIは戦闘機向けなどさまざまな航空機用エンジンの国内でのライセンス生産や、プロトタイプの開発を手掛けている。
2018年6月29日には、将来の戦闘機用ジェットエンジンのプロトタイプで、アフターバーナー使用時の最大推力が15トン級の「XF9-1」を防衛装備庁の航空装備研究所へ納入している。
2016年4月22日に初飛行した先進技術実証機「X-2」のエンジンで、IHIが手掛けたXF5-1は推力5トン、高圧タービン入口温度が1600度だった。XF9-1の開発では、最先端の材料技術や加工技術を随所に採り入れ、戦闘機用エンジンを研究開発する技術基盤の構築を進めてきた。
日本と英国、イタリアの3カ国が12月9日に共同首脳声明を発表したことで、次期戦闘機は今後、日英伊3カ国共同の「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP:Global Combat Air Programme)」として開発を進め、3カ国すべてが将来に渡り最先端の戦闘航空能力を設計、配備、アップグレードできる枠組みとした。
各国で開発主体となる企業は、機体が三菱重工業と英BAEシステムズ、伊レオナルド、エンジンはIHIと英ロールス・ロイス、伊アヴィオ、電子機器は三菱電機と英レオナルドUK、伊レオナルドで、各プロジェクトを統括していく。
IHIは国際共同開発を契機に、デジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進や、パートナーとなる国への海外技術移転なども視野に、グローバルビジネスで活躍できる人材や高度な技術を持つエンジニアの育成などを進めたいという。

参考:IHIは海上自衛隊の哨戒機「P1」など、防衛省向けのエンジン開発・生産を長年にわたり手掛けてきた。民間機では米ボーイングの中大型機「787」や欧州エアバスの小型機「A320neo」などのエンジン開発プログラムにも参画。ファンブレードや低圧タービン部品の材料開発から、高度な流体解析技術を用いた設計、そして材料の加工まで幅広い技術力を持つ。ジェットエンジンの国内市場では6~7割のシェアを握る。

参考:1973年には、「ロールス・ロイス・ホールディングス」社と社名を変えて今日に至るまで航空機エンジンや船舶などを開発している。旅客機が搭載するジェットエンジンにおいては世界第3位を誇り、全シェアの2割を獲得している。

@同盟米国をしり目に、IHIとロールスロイスのコラボで作り出す次世代戦闘機のエンジン。2035年配備を目指す。