
フランス海軍 ル・トリオンファン級原子力潜水艦(戦略ミサイル原潜)2020年6月12日

M51はフランスが開発した潜水艦発射弾道ミサイル。フランス海軍が運用しているM45を更新するものであり、2010年に運用を開始した。ル・トリオンファン級原子力潜水艦に16基搭載される。
M45を上回る射程8,000km-10,000kmで弾頭は同じくTN 75を使用するM51に変更された。TN 75はフランスが開発した核弾頭。熱核弾頭であり、M45およびM51潜水艦発射弾道ミサイルのMIRV弾頭として搭載されている。
三段式の固体燃料ロケットであり、先端にエアロスパイクと呼ばれる突起が出ることによりブースト段階での空気抵抗を減らす。2010年就役の初期型はM51.1と呼ばれ、TN 75核弾頭搭載であるが、製造元のEADSグループでは、新型核弾頭(TNO)を搭載した改良型のM51.2を2015年までに就役できるように開発を行っている。更なる改良型として、被迎撃性を抑えたM51.3の開発が2014年から開始されており、2025年頃を目途に開発完了の計画である。マッハ25。
@よくよく考えれば、フランスはイエローベストで見られるように独善的なアホ国民が多いのですが、原潜と核兵器を所有しているんですね。