大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

当ブログは金銭目的ではなく、飽くまでも個人的な主義主張(思想や言論の自由)を表現する場として開設しています。悪しからず!

「国境の島」対馬警戒 密入国次々 福岡入管が専従班

2009年11月03日 16時01分30秒 | 南西諸島 八重山、慶良間、西之島・竹島・対馬・沖ノ鳥島・南鳥島・沖縄島嶼問題

朝鮮半島から直線で約50キロの「国境の島」長崎・対馬でここ1、2年、船を使った集団の不法出入国事件が相次いでいる。来日する外国人に指紋採取などを義務づける入国審査制度が導入され、それを避けるために船で対馬を経由する密入国ルートを請け負うブローカーの存在も見え隠れする。福岡入国管理局は19日、対馬に発足したばかりの専従班を派遣。入港する船への立ち入りや沿岸パトロールで、監視の目を光らせる。

今年7月、海上保安部の巡視艇が対馬の近海で、エンジンを改造した小型の漁船を発見した。接近すると、逃走。約20分間追跡し、海保は乗っていた韓国人5人とイラン人2人の男女計7人を出入国管理法違反(不法入国)の疑いで逮捕した。 福岡入管によると、7人は韓国から出航し、「以前に日本から強制退去されたことがあったので、指紋認証を避けるために船で対馬に入ろうと思った。日本で仕事を見つけたかった」と供述したという。供述などから、対馬経由での密入国を請け負うブローカーに頼み、乗り合わせた面々だった、と入管はみている。入国後は不法就労などで賃金を稼ぎ、帰国する例が多いとされる。一昨年12月には対馬から不法に出国しようとしたなどとして韓国人9人が逮捕された。

日本へ入国する16歳以上の外国人(特別永住者らを除く)については07年11月から、「テロ対策」として指紋の採取・照合と顔写真の撮影が行われている。以前に強制退去処分になった人物が不正に入国するのを防ぐ狙いもある。 福岡入管によると、新制度導入から1年間で、全国で846人について入国を拒否したという。一方、不法入国での摘発は07年で7454人、08年で6136人あった。必ず入国審査を受ける飛行機よりも、砂浜や岸壁などから乗り降りできる船での不法出入国の増加が懸念されているという。 「対馬は韓国に非常に近く、不法出入国も多い。初めての試みだが、単に防止活動に終わるのでなく、成果をあげなければならない」。

19日午後、対馬の厳原(いずはら)港。不法出入国対策に専従する「西日本機動班」の出動式で、福岡入管の井上一彦・統括入国警備官は隊員8人らにげきを飛ばした。 機動班はまず1週間、鮮魚運搬船や漁船への立ち入り検査や沿岸パトロール、漁協への通報の呼びかけなどを重点的に行い、その後も情報などに基づいて積極的に対馬に入る。福岡入管は「対馬は西日本における不法出入国の象徴的な場所。各機関と協力して、取り締まりに力を入れたい」とする。

@やれ日韓新時代(日韓500万人交流時代)とか、日中戦略的互恵関係(1000万移民政策)などと、表面的な外交政策の美辞麗句が新宿副都心の高層ビルのように立ち並ぶ今日、その実態は研修と称しての不法就労、不法滞在、不法入国、彼らの斡旋を請け負う悪徳ブローカー、悪徳政治家等の温床と化し、結果、外国人凶悪犯罪のオンパレード。それを取り締まる法務大臣は、最高裁判決を遵守せず、特別在留許可をバーゲンセールの如く乱発するありさま。こうした現場職員の苦労が報われる日本社会でなければならない。