大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

当ブログは金銭目的ではなく、飽くまでも個人的な主義主張(思想や言論の自由)を表現する場として開設しています。悪しからず!

米軍の新しい非殺傷兵器 「ADS (Active Denial System)」とは

2012年04月09日 08時03分49秒 | 注目すべき話題
電子レンジより弱い最先端兵器

「電子レンジよりパワーが弱い最先端兵器」が開発されたのには驚いた。米バージニア州の海兵隊基地で3月、その奇妙な兵器のメディア向け体験会が開かれたが、体験した記者の感想もまた、何とも奇妙だった。
「なぜか分からない。しかし、突如沸き起こる熱?の、我慢できない体感だけは確かだ」
海兵隊のトレーシー・タフォラ大佐は、この兵器に関し「見えも、聞こえも、臭(にお)いもしない。ただ感じるだけだ」と説明する。兵器の名は「アクティブ・ディナイアル・システム(ADS)」。大佐は、開発期間15年のADSについて、強力な電磁波で、人を殺傷することなく「極度の不快感を与えるのみ。百歩譲って軽いケガを負わせるだけだ」と言い切る。2010年にアフガニスタンで短期間配備されてはいるが、作戦行動に投入されてはいない。海兵隊としては今後、暴徒排除をはじめ検問所・国境・立ち入り禁止区域・各種重要施設における警備などでの「威力」発揮を期待している。ただ、有効射程は1キロと、この種の兵器にしては長いから、さぞ人体に悪影響を及ぼすと危惧してしまう。食品を温める際に発出する電子レンジのマイクロ波の、人体への影響が頭の片隅にあるからだが、実体はそうではないらしい。

「周波数」に秘密があるのだそうだ。つまり、電子レンジのマイクロ波は調理する肉塊の奥まで届くが、ADSが照射する95ギガヘルツの電磁波は、皮膚の表面から0.4ミリ程度までしか届かない。こうしたことから、確かにADSのビーム(電磁波の細かい流れ)は、電子レンジの100倍ものパワーを発するが、電子レンジにできるポップコーンさえ作ることが適(かな)わない。ADSの人体への影響を研究してきた米空軍研究所によると、これまで人間に対して1万1000回以上ADSビームを当てたが、要治療の負傷は2例あっただけで、いずれも後遺症を残すことなく完治した、という。海兵隊が期待する任務は前述したが、アフガニスタンやイラクで、米軍は住民への誤射や同士撃ちを、少なからず犯した。ADSは標的に対する瞬時の彼我識別が不可能な時、真価を発揮するのではないだろうか。

@私が思うに、長時間照射されると男性の生殖能力(ゆで卵)に悪影響を及ぼす恐れがあると思われますけど・・・・・