大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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陸自50年ぶり大改編案 対テロ首都防衛集団 総隊に指揮一元化

2009年07月29日 20時59分46秒 | 我が国の安全保障問題

年末に予定される「防衛計画の大綱」改定に向けた陸上自衛隊の組織改編案の全容が28日、明らかになった。全国に5つある方面隊のうち、関東などの防衛・警備を担当する東部方面隊(東方)を廃止する一方、東方傘下の第1師団を「首都防衛集団」に改編し、国の中枢でのテロやゲリラ攻撃への対処能力を強化。残る4方面隊を一元的に指揮する「陸上総隊」を新設、調整や運用を効率化する。陸自の大規模改編は50年ぶり。陸上総隊は首都防衛集団のほか、最精鋭部隊を束ねた中央即応集団も直轄部隊にして国内外で機動性を高める。 平成16年に現防衛大綱が策定された際も、方面隊の存廃や陸上総隊新設は焦点となった。先月、自民党国防部会の防衛政策検討小委員会が陸上総隊新設を提言したことも踏まえ、陸自は昭和34年の5個方面隊創設以来、半世紀ぶりの大規模改編案をまとめた。 改編案では、東方の廃止に合わせ、第1師団を首都防衛集団に改編し、首都圏の防護に特化させる。平成17年のロンドン同時爆破テロをはじめ首都がテロの脅威にさらされやすいことを踏まえた措置。皇居や首相官邸など重要防護施設を守るうえで必要な情報を平素から集めて穴をふさぎ、対処能力も向上させる。

東方傘下のもうひとつの作戦基本部隊である第12旅団は東北方面隊に移す。 首都防衛集団は陸上総隊の直轄部隊となる。特殊部隊である特殊作戦群や、国際平和協力活動に先遣隊として派遣される中央即応連隊などを集めた中央即応集団も、防衛相直轄から陸上総隊傘下に移す。これにより、陸上総隊が専門部隊を一元的に運用する態勢が整い、有事に必要な戦力を効果的に投入し、国際任務でも迅速かつ継続的に部隊を派遣できるようにする。 陸自ではこれまで各方面総監部が担当地域で個別に部隊を指揮していたが、改編後は陸上総隊が陸自全体や複数の方面にまたがる作戦立案、調整、部隊運用を総括。海・空自や米軍との調整も担い、連携を緊密化する。陸上総隊司令部は東方総監部の代わりに朝霞駐屯地(東京都)に置く。

@軍の存在は、国家そのものであり、常に最善の体制で国土の防衛にあたって欲しい。もし民主党政権が誕生すれば、クーデターしか残された道はない。自衛隊の諸君、よろしく。