大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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小牧 F-15J#927J-MSIP近代化改修機

2022年10月19日 11時30分28秒 | 我が国の主力戦闘機 F-35A/B F-15J F-2/3 AWACS V-22
防衛装備庁は、航空自衛隊F15戦闘機の能力向上のための改修について、装備品の取得費や維持整備費を含めた総コストが68機分で6465億円(暫定値)になると発表した。
具体的には、電子戦能力の向上や多数目標を同時攻撃できるレーダーの更新、相手の射程圏外から攻撃できる長射程の「スタンド・オフ・ミサイル」の搭載、搭載ミサイル数の増加などの能力向上の費用に加え、維持費を合わせた30年間の総コスト「ライフサイクルコスト(LCC)」が6465億円になると見通している。訓練用シミュレータを取得し、教育・訓練態勢を確立することも含まれている。
★対象となる68機とは?
防衛装備庁によると、今回の新たな能力向上の改修対象となる68機は、近代化改修を終えた102機のF15J/DJのうち、単座型のF15Jとなっている。残りの近代化改修を受けた複座型のF15DJの34機は、能力向上のための改修に適さないとして対象から外された。
防衛省は、F15J/DJの後期生産機で、J-MSIP(Japan-Multi-Stage Improvement Program:日本多段階能力向上計画)の適用を受けた全機を対象とし、近代化改修を実施してきた。J-MSIP機は、F15J/DJ導入初期の機体に対し、搭載電子機器を更新・追加した機体のことを指す。
能力向上の対象となるF15Jの68機は、機体記号899号機から965号機までの機体と、修理時にJ-MSIPに再生された832号機で、近代化改修を受けたJ-MSIP機となる。
これに対し、近代化改修に適応できない前期生産機のPre-MSIP機は99機に上っている。これらのF15Jの機体番号は801号から898号となっている(前述の832号機を除く)。こうした「非近代化機」はいち早く老朽化し、米国製の最新鋭ステルス戦闘機F35AとF35Bに置き換えられる方針だ。

参考:大きく分けて、F-15J/DJの中後期生産型にあたるJ-MSIP機(J:899-965、DJ:063-098)を対象とした近代化改修計画と、それより前の初期生産型のPre-MSIP機(J:801-898、DJ :051-062を対象にした近代化改修計画との2種類があります。
DJ=複座
IRAN=Inspection and Repair As Necessary 一般的に定期検査。

@MT4692さんによると、このF-15#927 は、5月10日千歳基地からIRAN入りし、IRAN明けの昨日11時頃 南の那覇基地に配属されたようです。健闘を祈ります!

tks MT4692さん。