大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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”原子番号0”! 中性子だけで構成された”未知の原子核” 新発見 中性子星の謎に迫る!

2022年08月07日 06時45分13秒 | 量子 サイエンス 量子もつれ 量子コンピューター 量子レーダー 量子通信
テトラ中性子核
理化学研究所や東京大学の国際共同研究チームが4個の中性子だけでできた原子核「テトラ中性子核」を生成し、陽子を含まない複数個の中性子が原子核を構成して存在できる新たな証拠を得たと発表しました。
陽子を1つも含まない、いわば「原子番号ゼロ」の奇妙な原子核を観測したのです。
この研究成果は2022年6月22日、科学雑誌「Nature」に掲載されました。



注:RIビーム
天然には存在しない不安定な原子核を、同一の方向に光速に近い速度で進むよう加速させた細い粒子の束(ビーム)。RI はRadio Isotope(放射性同位元素)の頭文字。標的となる原子核と衝突させることにより、不安定な原子核の構造や反応率を調べるために使われる。RIビームを用いた実験はr過程の解明に必要なデータを与えると期待されている。理化学研究所では超大型RIビーム発生装置RIビームファクトリー(RIBF)を2007年から運用し始め現在も高度化が行われている。
(埼玉県和光市にある理化学研究所の世界一の加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」です。)

私の尊敬する、二号研究の仁科芳雄博士ですね。広島の”過ちは繰り返さない”という石碑の文言の解釈は、正に二号研究を途中で頓挫してしまって米国とほぼ並行で開発していた原爆の開発を中座し、抑止力を失った事。毎年、多くのアホが集まって勝手なイベントをしていますが、大きな過ちを繰り返しています。

@マグネターで取り上げた、正に中性子星の解明に繋がります。まあしかし、すべては加速器から始まります。