二十六年式拳銃 1893年明治26年に陸軍の新制式拳銃として採用。他の追従を許さないかっこよさ。
口径 9 mm
装弾数 6発
作動方式 ダブルアクション
有効射程 100 m
エピソード:二・二六事件で襲撃された鈴木貫太郎は、二十六年式拳銃で至近距離から4発も銃撃されながら死を免れたため、これをして同銃の低威力さへの例証とする意見もある。この時、奥さんに阻まれ、きっちりとどめを刺さなかった安藤輝三大尉の優しさが仇となって、ポツダム宣言の受諾に繋がる。武士の情けと言うのも分かるが、中途半端は得てして仇となる。
明治後期から二十六年式拳銃は一般に市販されており、銃が22円(現在の440,000円程度)、弾薬が100発3円(現在の60,000円程度)とかなり高価だった。
@前出の、サイレンサーまで取り付け可能な、Nagant 1895 revolverと違って、弾と銃身に微妙な隙間を作ることで威力がかなり落ちています。分解メカは、下に貼り付けています。