大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

当ブログは金銭目的ではなく、飽くまでも個人的な主義主張(思想や言論の自由)を表現する場として開設しています。悪しからず!

南シナ海問題は進展せず 東アジアサミット閉幕

2012年11月21日 09時56分05秒 | 我が国の安全保障問題
2012年11月20日、カンボジアで東アジアサミットが開幕。米大統領選挙と中国の第18回党大会の後に行われる重要かつ世界的な外交行事だ。環球時報が伝えた。ロイター通信は日本とフィリピンを「南シナ海の緊張に火花を生じさせる」2つの国と見なしている。19日に野田首相がASEAN10カ国首脳と会談した後、日本政府は「野田首相は南シナ海問題を取り上げ、アジア太平洋地域の平和と安定に直接影響を及ぼす恐れのある、国際社会にとって共通の懸念だと指摘した」との声明を発表した。また、「野田首相は最も分裂させ、最も煩わせる安全保障の問題にアジアを巻き込み、南シナ海問題の議論を制限しようとする議長国カンボジアの努力に挑戦した」と指摘した。

ロイター通信は「19日、ASEAN首脳と野田首相の会談の最後に、カンボジアのフン・セン首相が会議を終らせようとした時、フィリピンのアキノ大統領が突然挙手して口をはさんだ。アキノ大統領は『昨日のASEANの一致についていくつかの見解があるが、われわれはこれをASEANのコンセンサスとはできないと認識している。この声明はわれわれの見解ではない。ASEANはわれわれにとって唯一のルートではない。主権国家として、われわれには国益を守る権利がある』と述べた」と報道。「フィリピンの他の外交ルートは親密な同盟国である米国が関係するだろう」と指摘した。

@図式通りとはいえ、敵味方はっきりさせたという事で良いんじゃないですか。



コンゴ 反政府勢力M23が主要都市に進攻=緊張高まる東部

2012年11月21日 05時50分13秒 | 古いシリア戦場ライブ・ロシア軍・フーシ、イエメン・アフリカ・北南米情勢
アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)からの報道によると、反政府武装勢力「M23(3月23日運動)」が20日、コンゴ東部の主要都市ゴマに進攻した。2003年の内戦終結後、反政府勢力がゴマに入ったのは初めて。付近では政府軍との戦闘が行われているもようで、緊張が高まっている。M23のスポークスマンは、ゴマと近くの空港を支配下に置いたと主張。M23の指導者スルタニ・マケンガ大佐がゴマ入りしたとの目撃証言がある。

一方、AFP通信によれば、カビラ大統領は20日、隣国ウガンダを訪問した。ムセベニ大統領と会談するのが目的とされる。ウガンダとルワンダは、M23を支援していると国連から指摘されているが、両国とも関与を否定している。コンゴは1998~2003年、地下資源の利権を狙う周辺各国が介入する大規模な内戦を経験、BBCなどによれば推定300万人が死亡した。資源が豊富な東部では、内戦終結後も複数の武装勢力が活発に活動を続け、不安定な状況が続いていた。

@M23はルワンダから武器の提供と戦闘訓練(多くはコンゴからの難民をそのままM23の兵士として教育している)を受けている精鋭ぞろいで、一方のコンゴの正規軍は、国連の駐留軍任せという体たらくで、やっている事はM23と同じで強奪集団。実際、M23と戦闘になると我先にと戦線離脱。まったく戦闘能力に欠けるそうだ。広島に投下された原爆のウラン原料はベルギー領コンゴ産だった。