中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

強行採決、断じて許さない!

2007年05月14日 21時38分21秒 | 活動日誌
 午前中、国民投票法案が自民・公明そして事実上民主党の協力で、参議院本会議で強行採決されました。
 昼休みに県労連と憲法会議の主催で、緊急集会とデモを行いました。集会会場に行く途中で、ニュースで採決されたと流れました。許せない!

 党を代表して「中央公聴会も開かず国民の声無視、内容は国会答弁できないくらいぼろぼろ、これは与党のあせり。発議まで3年、たたかいは今から、草の根からがんばろう」と挨拶しました。

 国会運営に民主主義はない。国民を愚弄している。許せない。怒りをこめてシュプレッヒコールをとどろかせました。「九条の会」を中心とした草の根の運動を大きく大きくして、世論の力でがんばろう!

 井上さんはじめ、国会での共産党議員団の奮闘に思いをはせました。

 参議院選挙の重要性がますますはっきりしました。発議のためには衆参で3分の2以上の賛成を得ることがまずハードル。今度の参議院選挙、来るべき衆議院選挙での共産党の議席増が鍵です。がんばらなくては。

 赤旗本誌の9日・10日と2日間にわたって紹介された不破哲三さんの「憲法対決の全体像をつかもう」の講演内容の紹介は、実に読み応えがあり、まさに過去を知らなければ現在を知ることはできないと実感し、戦いの展望と勇気を与えてくれるものでした。


(ルッコラの花)
 
 以前に不破さんが書かれた本を読んだときにも、学校の歴史の学習のテキストにしてほしいと思いましたが、今回の講演内容も、高校生に読み砕いてあげたら・・・!とおもわずにいられません。
 「歴史は実は年表記憶だけの無味乾燥な勉強ではなかったんだ」と感激を与えることでしょう。

 ところが、事実は正反対の方向に。
 
 不破さんも言っているように、「つくる会」の歴史の教科書から「縄文・旧石器時代」が抹消されたのです。人類史の始まりを否定し、大和朝廷の国土統一から日本の歴史が始まることにしてしまったのです。
 
 私は以前訪れて感激した、長和町の教育委員の大竹幸恵さんの話を思い出しました。大竹さんは黒耀石に魅せられて考古学の道に入った方です。
 静かだが説得力のある話し方で「小学校の教科書から縄文・旧石器時代が消えたことご存知ですか。歴史をゆがめることは許せません」といわれたのです。
(コラムの中のエッセー「星くずの里」を読んでくださいね。大竹さんのことを書きました)

 昨年11月に、日本考古学協会が復活を求めて声明を発表したことを、不破さんの講演内容を読んで知りました。

 
コメント (2)
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