あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

カントリーウオーク鴻巣・北本(埼玉)続き

2010-02-15 21:52:11 | カントリーウオーク
 2009年2月12日(祝) 続き

 馬室キャンブ場での昼食を終え、記念撮影をして13時20分に午後のコース
に向かう。


 近くの水道タンクの横から台地上に出て、愛宕神社へ。

 社殿は愛宕塚古墳の上に鎮座している。社殿左の古木に、大きなこぶが付い
ていた。


 古墳背後の林に設けられた遊歩道を下り↑、枯れアシがいっぱいの、休耕田
が湿地化したところに出る。

 一帯は「トンボこう園湿地」と呼ばれ、27種のトンボが生息するという。

 対斜面に、まだ開花前の梅林を眺め、湿地沿いの遊歩道を進んで、鴻巣市か
ら北本市に入った。

 以前の例会で梅干しを分けてもらった民家の横を上がり、高尾四丁目の民家
の前にある、小さな社の山王神社の中をのぞく。

 地域の人々が「下(しも)の神様」と呼び、安産などの祈願信仰の対象という、
石刻の猿像がたくさん奉納されていた。そばの畑では、フクジュソウが花を開
いている。


 高尾六丁目に入り、趣ある長い塀を巡らした旧家の前を通過、阿弥陀堂の前
を進んで少し下ると、高尾カタクリ自生地がある。

 北向の斜面林にたくさんのカタクリが花を咲かせるのだが、まだその面影は
何も見られない。

 阿弥陀堂は、山門の上が鐘楼で、上がると周囲が見晴らせる。


 南側の高尾さくら公園で小休止。全国各地からの寄進で植えられた何種類も
の桜があるが、いずれもまだ枯れ枝だった。


 公園の一角には、阿弥陀堂遺跡と大宮館の説明板があり、古墳時代や奈良・
平安時代の住居跡などが発掘されたことが記されていた。


 高尾八丁目に入り、谷地田や斜面林一帯を県の緑のトラスト保全地とした
「高尾宮岡の景観地」をぐるりと回り、北向観音のところに上がった。



 北側の三差路際には、道路を挟んで須賀神社と高尾氷川神社↑があり、須賀
神社北斜面の弁天池には、弁天堂が祭られ、古くからこの地の信仰の厚いこと
がうかがえる。

 氷川神社前を東北に進むと、色鮮やかに紅梅が咲く。


 その先の五差路の一角には、「これより石と舟とみち」と記された道標のこと
が記されている。鴻巣市馬室から石戸宿に通じる鎌倉街道沿いに建立された
もので、実物は教育委員会で保管し、現在は模造の道標が立てられていた。

 その先を2度V字状に迂回して、石戸一丁目の真福寺に入る。大きな山門を
くぐった境内には、いずれも北本市保護樹木のクスノキの大木2本とイチョウの
高木3本が枝を伸び伸びと広げていた。


 本町二丁目から緑一丁目の解会(げだつかい)の森の横を進み、16時ちょ
うど、ゴールのJR高崎線 北本駅に着いた。

 ゴール近くでは霧雨模様となったが、何とか傘は差さずに歩き終えることが
出来た。

(天気 曇後雨、参加 16人、距離 12㎞、地図(1/2.5万) 鴻巣、歩行地
 鴻巣市、北本市、歩数 25,100)
コメント
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