あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

カントリーウオーク鴻巣・北本(埼玉)

2010-02-14 23:26:49 | カントリーウオーク
 2010年2月11日(祝)



 まる17年の記念日を迎えたカントリーウオークグループの、第170会例会に
参加した。集合はJR高崎線の鴻巣駅。午後から雨の予報で冷え冷えしていた
が、16人集まった。10時10分に西口をスタートする。

 広い通りを真っ直ぐ西へ、つつみ学園の前を過ぎて荒川左岸堤防上に出る。
標高22.1mの三角点を探したが、見つからなかった。


 岸信介書の「災害復旧記念碑」の横から荒川左岸に広がる田んぼの縁の農
道に下り、県道の御成橋下を通過し、氷川神社に行く。

 境内の池からの流れにホタルを養殖しているようで、「氷川の里ほたるの会」
の看板があった。1月12日の例祭では、五穀豊穣を祈っての的祭(まとまつり)
りが行われるという。

 滝馬室(たきまむろ)の集落を南へ。白梅の老木が花盛り。


 鴻巣市立第二体育館そばにあった、ふるさと総合緑道休憩施設でトイレを
借りる。

 体育館の先を下って、広い境内の常勝寺に入る。大本堂や方形屋根のお堂、
六角堂、山門など、皆新しくりっぱな造り。よく手入れされた庭園には、季節の
花がいろいろ植え込まれていた。


 馬室小の手前を東に入り、谷津集落の野宮神社へ。


 社殿の背後はケヤキや常緑樹などの豊富な林が残る。背の高い木のこずえ
で、コゲラがドラミングをしていた。



 ひとつ南の通に出て氷川神社に向かう。少し手前にナノハナが咲き、近くの
食品工場には、ビニール袋に入れたたくさんの梅干しが干してあった。



 開放的で木々の少ない氷川神社↑を南に抜け、水下集落を回って三差路際
の妙楽寺観音堂へ。

 延宝4年(1676)の建立で、明治、大正年代に改築、昭和50年代に大改修
されたというが、歴年を感じさせない堂々としたお堂である。その前に、背の高
いクスノキが3本立っていた。


 色鮮やかな紅梅の咲く小道を進んで妙楽寺に回る。創建は応永12年(1405)
という古寺。現在の本堂は、昭和58年(1983)の改築という。

 本堂右手には、薬師堂もあった。

 荒川左岸田園地帯に再び下り、少し先の昼食地、原馬室(はらまむろ)キャンプ
場に12時25分に着いた。


 隣には、県史跡で登り窯が2基あったという原馬室埴輪窯跡(はにわがまあと)
が保護地区に指定され、説明板などが置かれていた。


 キャンプ場の東屋(あずまや)で食事とするが、気温が低くじっとしていると寒い。
だが、心配された雨はまだ落ちてこないのが幸い。

 目の前の水田には、10㎝前後に伸びた麦の緑が広がる。(続く)

コメント
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