あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

朝鮮通信史開始400年記念写真展(埼玉・川越)

2007-09-22 22:47:04 | Weblog
 昨日、9月21日(金)午後、川越市立中央図書館
で3日間開催される、「朝鮮通信使開始400年記念
写真展」を観覧に出かけました。



 西武新宿線本川越駅に下車し、蔵造りの並ぶ「一
番街通り」と呼ぶ県道12号と、東側を並行する県道
51号の間の通りを図書館に向かいます。

 電線を地中に埋設して、すっきりした町並みになっ
ています。

 この通りは、観光客の多い県道沿いではないので
すが、古い蔵造りが幾つか残っていました。


 会場の川越市立中央図書館。レンガ壁の落ち着いた
彩りの建物です。


 今年は、朝鮮通信使が来てからちょうど400年です。
この江戸時代に行われた「誠信の交わり」を、今に生か
そうと、2005年に川越で始めたのが、「復活!唐人揃
い-朝鮮通信使-多文化共生・国際交流パレード」と
いう催し。こういう催しのあったことは、ここに来て初め
て知りました。

 今年も、11月11日に3回目の催しが開催されるよう
ですが、そのプレイベントが、この3日間の催しで、写真
展が3日間と、映画とトークの集いが今日22日に開催
されたようです。

 写真展は、4月1日に韓国・ソウルを出発し、5月16日
に東京・皇居前まで計1090kmを歩いた、「ソウル~
東京友情ウオーク」の模様を、全コースを参加された、
もと朝日新聞カメラマンで現在はフリーカメラマンの、
金井三喜雄さんが撮った約50枚の写真が展示されて
いました。

 3階の写真展会場の一角です。

 このウオークのうち、国内の後半、5月11日の江尻
(静岡市清水)~吉原と、最終日の5月16日の川崎~
皇居外苑には、私も参加したので、大変懐かしく観覧
しました。

 なお、両日の模様は、当ブログの5月14日と16日
に報告しております。

 韓国国内のウオークでは、日韓友好に大きな実を結
んだ模様や、きれいな花の咲く春の野道などが印象に
残りました。

 会場ではほかに、川越市での2005年と2006年の、
唐人揃い-国際交流パレードの模様の写真も展示され
ていました。

 会場には、パレードに使った唐人服や旗も展示されて
いました。

 

 
 会場には、伊能ウオーク事務局のメンバーのひとりで、
毎年の中山道ウオークなどでもお会いしている、朝日新聞
社OBのBさんも来られていました。

 ちなみに、今週末の9月29日(土)と30日(日)には、
「朝鮮通信使400周年記念、江戸入城 誠信光隣の祭り」
が、東京・日比谷公園を中心に行われ、朝鮮通信使行列
再現パレードがメインになるようです。

 観覧を終え、蔵作りの並ぶ一番街に向かいました。
一番街通りに交差する通りに面した、川越のシンボルとも
いえる「時の鐘」です。

 
 
 この辺りには、観光客目当てのみやげ物店や、地元
産品の店などが並んでいます。

 
 川越の名産、サツマイモを原料にした地ビールや、
菓子などの店もありました。




 時の鐘の通りと一番街との交差点付近の店。


 蔵造りの並ぶ一番街、県道12号を南へ、本川越駅
方向に向かいます。


 川越の代表的な和菓子の本舗、亀屋。

 亀屋の菓子「こがねいも」は私の大好物です。
 
 写真展の観覧時間を含め、往復約1時間半の足どり
で本川越駅に戻り、帰途につきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする