ショッキングでした・・

女性議員ネットワーク会議全国研修会で東京に来ています。
「共に生きる・支えあう社会をめざして」・・中身の濃い研修内容であり、研修①では「女性の活躍と環境整備」
・広島大学ハラスメント相談室の横山教授の「パワハラ対策の極意」
・立教大学社会福祉研究所杉浦研究員の「マタニティ・ハラスメントの実態とその支援」
・厚生労働省政策評価に関する有識者会議委員の渥美さんの「男性の育休取得・パタニティハラスメントの実態と制度的支援」について講演していただきました。
それぞれのアンケートや調査結果に基づくデータを示しながらの講演で、まだまだ男女共同参画やワーク・ライフバランスには程遠い実態であることにショックを受けました。
「マタハラ・パタハラ」・・言葉すら浸透していない！！

更に更にショッキングだったのが「性暴力ワンストップ救援センター・大阪の活動から見えてくるもの」の講演でした。

産婦人科医であり、性暴力救援センター・大阪（ＳＡＣＨＩＣＯ）代表の加藤先生の講演内容。
ＳＡＣＨＩＣＯ3年間の性虐待被害124件中、加害者が逮捕されたのが11件のみ。
実父4件、義父5件母と知人によるものが2件の事実があるということでした。
罪名は、強姦罪・強制わいせつ・児童福祉法違反など。
ＳＮＳ「LINE」など無料アプリで出会った人と気軽に会って被害に遭う子どもたちがいるという事実もショッキングでした。
携帯電話を通じて見知らぬ人に会う子ども珍しくないことなど、憂慮すべき事態が明らかになったとしています。

自分の身体についての認識や知識について教えていく必要を感じます。と結ばれていました。
全く同感です。