魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

オヒツジ座の気配

2008年01月17日 | 星の流れに

いよいよ、天王星は魚座の終盤にさしかかってきた。
偽装問題が話題になっていることは、これを機に何らかの改善が行われるということで、決して悪いことではない。

表示のあり方というのは、「体と名」の関係だ。
この魚座時代を契機に変わるものは、一言で言えば、
「名は体を表す」という、信仰が崩れる

天王星がオヒツジ座に入れば、ブランド指向が消えてニューファッションが生まれるだろう。
魚座の今、その下地が生まれつつある。
名前が実体を表すと思うから、銘品と「される」ものを確かめもせず大枚をはたく。これは宗教に大金を貢ぐのと全く同じ心理だ。

偽ブランドが横行し、不信が生まれ、当の偽ブランド生産国の金持ちが、大枚はたいて本物のブランド品を買い漁り出した。
こういう情景を見ていると、ちょっと前まで、同じようにブランド品を漁っていたことが、恥ずかしくなってくるだろう。

オヒツジ座は天秤座の裏(180度)でもあるから、
美意識、ファッション意識が強くなる。美しさということが一から考えられるようになるだろう。「本物とは何か」「美とは何か」という、いろいろな説が出てくるだろう。

もちろん、何事においてもだ。
魚座期間中にはCM広告に関する改革も起こるから、「ウソを見抜く方法」とかいうウソも出たりするかも知れない。
有機農法とか、低燃費エコカーとか、健全を売るウソもバレルだろう。

だから、牡羊座時代になると、のれん、ブランド、評判・・・などの、既成の信用によって人は動かなくなる。
その代わり、
アジテーションや信念、個人的な魅力に先導されるようになる。
商品は画期的な驚きで買われ、斬新さや懐かしさなど、人間の潜在的な感性を刺激する物が売れる。冒険や新世界の薫りが世の中を導いていく。
新しい方法論が次々に誕生する。

まだ来ぬ、牡羊座時代を前もって反省すれば、
「新しければ良いわけじゃない」