魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

撤収と展開(2)

2009年10月05日 | 日記・エッセイ・コラム

またも飛行船
宇宙開発はどうなるか知らないが、
自然調和の方は、今すぐできる事として、くどいが是非
飛行機を減らして飛行船にして欲しい。

少なくともヘリコプターは、小型飛行船に替えられる。
取材も、交通監視も、あんなうるさいものを街の上空でバタつかせる必要があるだろうか。騒音と燃料のたれ流しは止めたらどうだ。

飛行船なら電気で飛べる。本気で開発すれば、気球と電動揚力の半飛行船とか、様々な発展形ができるはずだ。
電気自動車の方が先にできたのに、ガソリン車が普及して、今頃、電気自動車に回帰し始めたように、普及している物が正統派とは限らない。

欧州では、凧揚げによる発電を3年後には完成するそうだ。エネルギーは「燃料」を燃やさなくても、どこにでも転がっている。鷲やコンドルの美しさは、羽ばたかないからだ。

大自然に調和する帆船は美しい。日本で開発されたハイブリッド帆船も、ぜひ本格的に実用化して欲しい。

飛行機は速いばかりが能じゃない。
三菱航空機のジェット機(MRJ)が売れたことは喜ばしいことだが、
是非、新ビジネスモデルとともに、飛行船を売り出して欲しい。

もう一度、巨大飛行船を世界に周航させてはどうだろう。
豪華船クルージングや、オリエント急行が人気なのは、速いからではない。移動そのものが楽しめるからだ。
70年前のヒンデンブルグ号の大爆発で、飛行船は怖いイメージがあるが、あれは水素を使用していたからで、今では不燃性のヘリウムだ。

飛行船なら飛行場建設の必要もないし、燃料を垂れ流すこともない。コミューターには都心から都心に、静かで安全な飛行ができる。
いくら飛行機が速くても、飛行場までの時間で帳消しだ。むしろ、国内は鉄道と飛行船の方が、安くて早くて、静かだ。
そして、もちろんクリーンだ。


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