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経済連合

2015年11月25日 | 日記・エッセイ・コラム

今、世界は、舵も船長もないまま、漂っている。海王星魚座の海難時代だ。
前回、海王星が同じ魚座にいた頃、1848~1863年ぐらい、あるいはその前後、日本では幕末、アメリカでは南北戦争。中国はアヘン戦争。欧州各国では革命。共産党宣言や進化論が現れた。
産業革命パラダイムによって、それまでの体制が消滅し、価値観が変わり、新しい体制が生まれた、産みの苦しみ時代と言えそうだ。

清朝滅亡と琉球処分によって生まれた沖縄県にも、今また新たな波が押し寄せている。
魚座は海洋国だから、沖縄や東南アジアには国の興亡に関わるほどの影響がある。
2015年。アセアン経済共同体(AEC)が動き始めた。最近は、沖縄独立の話しが、だんだんリアリティを帯び始めている。

海王星回帰は、夢から覚め、また新しい夢の世界に入る時だ。
もし、沖縄が独立するなら、むしろ、アメリカとの関係を強化し、台湾とともに、アセアン経済共同体に加わる方法もありそうだが、その前に、日本自体が、そうした道を探るべきだろう。

また、価値観、秩序の大転換と言えば、現在の国連は、第二次大戦の戦勝国体制であることの弊害が、年々大きくなっている。そろそろ、戦時連合から、経済連合を基本とする国連を創立することも考えるべきではないだろうか。

EUやTPPの連携によって、軍事も含む、新しい国際秩序の枠組みを構築する時だ。
いきなり国連をなくすことはできないから、拒否権のような不合理な、戦時バランスを基本とする国連は、死に体化していけばいい。

中国が大きな顔をしているのは、台湾に入れ替わって戦勝国の立場を得たからであり、もう一度外すことはできないが、無意味化した国連なら何を言っても無害だ。
中国の最も望んでいるのは経済力だから、戦勝国面するために、もう片意地張らなくて良いんですよと、解らせてあげるのが、みんなのためだろう。

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