魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

古すぎ

2009年08月30日 | 日記・エッセイ・コラム

今回の選挙。期日前投票は1400万人ぐらいになるそうだ。
とすれば、有権者の13%ぐらいの人が期日前で投票することになる。
投票率で考えれば、実際に投票をする人の、何割になるのだろう。恐ろしい数だ。
単に、関心の高さの問題ではないことに気づかないのだろうか。

しかも、期日前投票が圧倒的に増えたのは、主に地方だ。

若者の投票率が云々と言う前に、やらなきゃいけないことがある。

結論から言えば、
投票はしたくても、町内の人がいるような投票所に行きたくない。
電話もネットも携帯もATMも無いような時代ならやむをえない。
これだけ、環境が整った時代に、相変わらず昔の制度のまま選挙をやっていることに、違和感があるのではなかろうか。

年寄りは慣れているかも知れないが、それでも何か、書いた中身まで見られているような違和感がある。
まして若者の多くは、大人に身辺チェックをされているような不快感があってもおかしくない。

命の次に大切なお金を、指先一つでやり取りする時代に、わざわざ出かけて行って、ご近所監視の中で・・・
年寄りでも嫌になる。
もちろん、期日前投票する人がそんな本音を言うわけはない。

今頃ようやくネット選挙論議をしているが、投票そのものを通信機器でできるようにすれば、「爆発的に」投票率は上がる。天気一つでも投票率は変わるのだ。

もちろんそうなれば、議会システムや、任期についても大改革が必要になるが。