魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

怒怒怒

2009年01月30日 | 日記・エッセイ・コラム

かんぽの宿を一万円で売却し、6000万円で社会福祉法人に売却していた。

なな、何と
もっとも好きな温泉施設が、TVに映し出されているではないか。
山陰で最高の泉質と言われ、山陰方面に行くたびに立ち寄っていた温泉だ。
泉質の良さから、通りがかりの観光バスも立ち寄って、飲用に汲んでいたぐらいだ。

しかし、一度、泊まったら、食事が最悪で、学食以下だった。
なにしろ、トンカツ屋さんでもあるまいに、シュレッダーで刻んだようなキャベツに、アジのフライがチョンチョンと並んで、横に市販のマヨネーズが盛ってある。感動するほど、工夫のない素人料理。
マツバガニもただ置いてあるだけだ。
食事さえ良ければ、流行るだろうにと惜しまれた。

以後、入浴だけなら500円で入れたので、通るたびに寄っていたが、浴室もまた、何の取り柄もない、フツーの風呂だった。
とはいえ、湯だけは評判どうり最高だ。
温泉と言えば、硫黄の臭いがしなければ入った気がしないと言う人もいるが、山陰に多い無色無臭でマッタリ、何のクセもない。
公式には硫酸塩泉だが、温泉は天然物だ、検査項目だけでは計り知れない。ラジュウム温泉で有名な三朝温泉も鳥取県だ。

何が入っているのか解らないのだが、入浴後の暖まり方が明らかに違う。1300年の歴史がある岩井温泉は、加熱も加水もしていない。

このところ
しばらく行っていなかったので、郵政民営化の後、どうなっているのか知らないでいた。
そこに、このニュースだ。
一万円で売ったことは、言語道断、徹底追求すべきだが、いかにも「ありそうなこと」で、いまさら驚かない。「どーせ・・・」の話だ。

何より残念なのは、老人ホームになってしまったことだ。
部外者は入浴できない。
かんぽの宿から民間経営に変われば、必ず利益が出せたはずだ。
それが、こんないい加減な処理によって、消えてしまった。
実に、いまいましい。 もう一度。いまいまし~い

話は変わるが、
水瓶座は文字通り「井」泉や温泉。(慰安施設は魚座)
北海道の「丸井今井」倒産のあと、岩井温泉が話題にでた。

P.S. 1月31日の地元紙(日本海新聞)によると、旧郵政は地元の自治体に購入を持ちかけたそうだが、断ったらしい。これをチャンスと受け止められない交付税頼みの乞食精神の結果なのだろう。