魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

下ネタかよ 3

2007年07月27日 | 占いばなし

占星術では笑いとセックスはサソリ座だ。
愛と微笑みは天秤座で、その次のサソリ座で、笑ってセックスというわけだ。
笑いがリラクゼーションになるように、人間には、セックスもリラクゼーションになる。お笑い芸人がよくモテることと、笑いとセックスが同類のものであることとは深い関係があるのだろう。

自律神経のアンバランスか、若い娘や、壊れたおばさんは良く笑う。
「箸が転んでも」笑う年頃は、感受性ゆたかで、
何事にも驚き、知識の吸収と破壊を繰り返す。
驚き笑いながら成長しているわけだ。
壊れたおばさんは・・・???

笑いは、固定概念の「ズレ」で起きる。
転るはずのない「箸が転がる」のは、小さな概念破壊だが、
想像もつかないような、大きな概念破壊は恐怖でもある。

ダジャレのような、言葉遊びに限定された「ズレ」は、少しも面白くないが、
大ドンデン返しの落ちがつく大爆笑は、恐怖にも近い驚きだ。
ホラー映画で性欲が高まるという説と、同じことが起こっている。
それに、人間は一つの緊張にとらわれていると他が無防備にもなる。

甘い言葉で口説くのは、相手の内部に恋の結晶作用を起こさせる、詐欺と同じ手口だが、笑いは強制的に判断力を奪ってしまう口説きの外科手術だ。
しかし、笑わせている方は、口説いていると自覚してない場合も多いから、何か自分がよほど魅力があるんだろうと錯覚してしまう。
確かに、とぎれなく笑わせ続ければ常に良い感じでいられるが、実生活では笑ってばかりもいられない。
しかも、お笑い芸人の場合、固定概念が強いから、たまたま同じ価値観でない限り、笑いが止まればたちまち衝突する。

(笑いは概念の破壊だから固定概念の強い人ほど笑いを作れる)

サソリ座は死と再生
すべて「受けつぐ」ことに関連する
何もないところからの創造ではなく、在るものを壊して生まれる。
天秤の絵画は美と調和の追究だが、その次のサソリ座の絵はパロディーとしての漫画、戯画で、やはり概念破壊による創造だ。
笑いが破壊であるように、生殖も命の受け継ぎとして、先代の死による次世代の誕生であって、やはり破壊による創造といえる。

また、サソリ座の情念は嫉妬と、近親相克を生む。
これも破壊願望だ。
破壊は既存のモノがなければできないことで、
嫉妬は愛の一つだが、調和の愛ではなく、破壊の愛だ。
性的願望や性行為は、見方によれば破壊的行為であり、嫉妬心とは性的感情であって、口汚くののしる愛情表現も同類だ。
近親相克は、嫁姑や父子対立など、先代を意識しながら独り立ちしようとする時に起こる。先人に替わってその役を果たすには、先人を殺さなければならない。エディプスコンプレックスなどもこれだ。

サソリ座の人はまじめな人が多いが、嫉妬心も強く、なぜか必ず身近なところに敵がいる。
また、何度も言うように、サソリ座の地域は朝鮮半島を表す。
朝鮮半島の文化や歴史を見ると、むべなるかな・・・か