魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

下ネタかよ

2007年07月23日 | 占いばなし

性に関わる話をすると、のっけから拒否反応を示す人がいる。牡羊座に多いところをみると、牡羊座が人体頭部をあらわすからだろう。「表づら」担当だ。

むかし、イスラム寺院の屋根の形状と、王や法王の持つ杖の先端がギボシ状になっているのは、男根崇拝に起源を持つ「力」の象徴ではないかと思う・・・と言いかけたら、
「君は何でそんな下品でひねくれた発想しかできないのか」と、諭された。話す相手を間違えたと思い、それ以上話さなかったが、この人も「正義のリーダー」の牡羊座だった。※
不倫ブームの頃。加山雄三が不倫絡みの歌を歌ったが、恥ずかしいほど不似合いで当然ヒットしなかった。やっぱり、牡羊座は「海よ荒野よ」と歌う方が似合う。ちなみに、黒澤明、さだまさし、吉田拓郎らも牡羊座。

ところで、
お笑い芸人が下ネタを嫌うのは、誰が話しても笑いがとれる素人芸だからだ。つまり、下ネタは誰でも笑うわけだ。
じゃあなぜ、下ネタに笑うのか。
これは、真剣に考えれば、かなり奥が深い。
笑いとは何か、性とは何か、モラルとは何か等々、それだけで一生を費やしてもわからない大問題が、ぜんぶ絡んでいるからだ。

笑いは自律神経のバランスをとるため
驚いた緊張を解く副交感神経が作動するのだそうだ。
それでいくと、下ネタは
モラルの破壊に、驚いて笑うわけだ。
「言ったり見せたりしてはいけないモノ」を突きつけられると、
「な、なにをする!」と驚き、もう、笑うしかない。

タブーを取り払うだけの下ネタには、前フリのうまさは必要ない。
誰でも持っている常識を壊すだけであり、しかも、落ちを創る必要もない。
芸人としては全く「芸のない」笑いなのだ。


これを上げようとしていたら、ちょうどエジプトで杖を持ったミイラが発見され、吉村教授が「杖は権力の象徴です」と話していた。
聖書の中には至る所に杖が出てくるし、様々な不思議も行う。スフィンクスの謎かけでも人間は杖を持つ存在だ。原始の長老崇拝と男根崇拝の統一イメージが杖で、後世、デザイン化されたのは自然だと思うのだが。