魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

おかしいじゃないか

2007年07月06日 | 兄弟関係

おかしいじゃないか!
これは、麻原彰晃の口癖だが、
相手を攻撃する時。あるいは、攻撃を避けるための反撃をする時。
疑問形で返すのは基本的に、下の子の対応だ。
長子は関係というものに鈍感なので、自分の意見を「相手の間違い指摘」の形では言えない。
基本的に「自分はこう考える」と、言おうとするから、揚げ足取りに簡単に引っかかってしまう。

地域性もかなり影響しているように思える。
先生」の件でも話したが、西に行くほど中国大陸の影響が大きい。
中国語の論法を見てみると、
「・・・だと言うのか」「・・・とでも言うのか」
のような言い回しに溢れている。
「何をか言わんや」にしても、「開いた口がふさがらない」を「何を言ったらいいのだ」と疑問形にして強調する。
これは、疑問形にすることで断言せず、責任を回避し、しかも、自分を絶対正義の立場に立たせる。

「オレが間違っているとでも言うのか」
と言えば脅迫にもなる。
自分は常識正義の側にいる。それを間違いだというなら、皆(世間)に間違いだと証明しろ。さもなくば、皆と自分から成敗されるぞ。
自分の脅迫を皆のせいにするという巧妙な攻撃だ。

朝鮮半島の言い回しはほとんどこれだが、九州も相当影響されているようだ。
西日本全体にも「疑問形で攻撃」の傾向は強い。

・・・とは言うものの
近頃、「おかしいじゃないか!」と叫びたくなるようなことばかりだ。