転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



(画像は、これから私の「納戸部屋」…じゃない、「居室」で使うために、
仕立てて貰っているカーテンの生地見本と、使用予定のタッセルの写真)

長年、願い続けた、「納戸部屋」を「居室」に昇格させる計画が
着々と進行中なので、このところ私は大変、幸せな気分だ。
昨夜、お盆休みで娘が帰省し、シーリング・メダリオンを褒めたあと、
「カーテンも変えるんじゃろ?レールも、こんな普通の(一般レール)で、
よっちゃんの趣味じゃないんだろうなあと、ずっと思うとったよ」
と笑っていた。
さすがに彼女は、これで二十数年、私の娘をやっているので、
よくわかっているのだった。

それで思いついて、私が、
「そういや、みーちゃんの部屋も、いつまでも『学習机』じゃないだろう」
と話をフったら、
「うん、もう、机、小学校の頃から使いよるし。棚とかも。
カーテンも、どんなふうに変えて貰っても、ええよ」
と良いテンポで同意してくれたので(笑)、
では、いずれ娘の部屋も一新してやろう、と楽しみが増えた。

思い返せば、この学習机は、官舎にいた頃、
娘が小学校5年生になったときにようやく買ってやったものだった。
通販で取り寄せた学習机を、実家父と私とで、苦心惨憺して組み立てた。
小学校入学の頃には、当時の官舎が狭くて机が持てなかったので、
随分と遅い「学習机デビュー」だった。
娘はたいそう喜んで、いつも晩には机まわりを整頓してから寝ていたものだった。
その机とともに、娘はこのマンションに来た。小学校6年生のときだった。
以来、大学に入って家を離れるまで、娘は毎日、この机を使った。
勉強をしたり、絵を描いたり……。
今や、その娘がOL2年目。
ああ、遙けくも来つるものかな(詠嘆)。
使い込まれて役目を終える家具との別れには、
いくばくかの名残惜しさと、深い満足感の両方がある。
娘の部屋は、近い将来、また新たな姿に生まれ変わることになるだろう。

……という、インテリア計画だけでも、私の気分は上向きになるのだが、
それに加えて、一昨日から会社がお盆休みに入ったので、今、私は、
5月の連休以来ほぼ初めて、まとまった自由時間を手にしている。
どこへも行かなくて良い、誰も来ない、化粧しなくていい、
際限なく得手勝手な思いを巡らせて、時間を無駄にして過ごせる!!
この安らぎもまた、私の幸福感を倍増させている。
ほかの季節なら、ここで切り花を買ってきて飾るところなのだが、
さすがに真夏は花が早く傷むので、それはする気になっていない。
花は、私の部屋がひととおり整ってから、秋以降にでも飾ろう。

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