転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



健診第二弾に行った。

まずは某病院外科にて乳がん検診。
私は堪え性がないので、検査のあと半月も経ってから結果が郵送されてくる、
などという、市の集団検診みたいなやり方には耐えられない。
そんなに待たされたら、悶々として死にそうになる。
待とうが待つまいが貰う検査結果は同じものなのだから、知るなら早いほど良い。
なので、マンモもエコーも備えていて即日診断してくれる、この病院にした。

ここは総合病院で、外科の中に乳腺外科があり、
全員に対して視触診とマンモとエコーをしてくれるということと、
甲状腺のエコー検査も同時に行ってくれるということで、
何もかも一度で済むのが、私のような性格の者には大変有り難かった。
ちなみに私は、きちんとした先生なら男性でも女性でも良いので、
婦人科や乳腺外科だからと言って、特に女医さんに診て貰いたいとは考えていない。
長らく男性社会だった職場に入って活躍なさっている女性には、優秀な方が多いなぁ、
という漠然とした印象は持っているので、女性医師への尊敬は大いにあるが、
「オトコに体を見られるなんてイヤ」という色気は、私には全くない。
んなことより、ちゃんとした検査と即日診断、これが肝要だ(殴)。

さて、それで一体、私はいつから乳がん検診に行っていなかったのかというと、
乳腺エコーを最初にして最後に受けたのが2007年11月
マンモに至ってはもっと以前の話で、2005年9月に受けたことがあるのみだった。
基本的に検診のたぐいが嫌いで、市から案内が来ても、ずっと黙殺していたのだ。
しかしさすがに、こう何年も何もしていないと不安になって来たし、
そうでなくても、実は、私は伯母のひとりが乳がんで早くに亡くなっているのと、
自分自身、筋腫治療のときにホルモン剤を試した時期があったのとで、
遺伝的にも後天的にも、乳がんに関しては不安材料がもとからあった。

今朝は、指定された時間に外科外来の受付に行くと、まず問診票記入があり、
上記のような、過去の検査歴や、ホルモン剤治療経験の有無、本人および親族の病歴、
ほか、初潮年齢・妊娠出産経験・授乳経験、等々を自己申告するようになっていた
(もしこれから初めて乳がん検診にお出かけになる方がいらっしゃいましたら、
このあたりの記憶を整理しておかれると、問診票記入の際に便利かもしれません(^_^;)。

そして、次に案内されたのが放射線科で、最初はマンモグラフィーだった。
世の中の大半の女性は、この検査を「痛い」と言われるようなのだが、
前回と今回、二度やってみて、私はどういうわけか全くなんともなかった。
レントゲン技師の方まで、検査の態勢に入るとき、
「押さえますよ、痛いですよ」と仰ったのだが、私は余裕だった。
もっと圧迫されても、多分なんともなかったと思う。
強いて言えば、ついでに挟まれてしまった周辺の贅肉のほうが、
つねられているみたいな感覚で多少痛かった(爆)。
多分、私の胸は全然張りがなく、乳腺も老化していて、
全体が腹の脂肪のごとく、ふにゃふにゃしているのだろう。
……ええもう、オバさんだからこういう話も平気です(殴)。

フィルムを貰い、外科に戻って受付に提出し、しばらく待っていたら名前を呼ばれた。
診察室に入ると、マンモの写真四枚(左右二方向ずつ)が先生の机の前に下げてあった。
これらはどれも、前回も思ったが暗い海に浮かぶ巨大クラゲのようだった(^_^;。
それから、先生が来られて、問診票の内容を確認され、
視触診→乳腺エコー→甲状腺エコー、と進んだ。
ここでも、「ちょっと痛いですよ」と念を押してから、
脇の下をグイグイと探られ、腋窩リンパ節を診ているのだなとはわかったのだが、
私は痛いよりもくすぐったくて、うひゃら~、と笑いそうで困った。
……私は、基本的な痛覚のほうに、何か異常があるのかな(爆)。

そんなこんなで、いろいろあったが、
結論として、どこも悪いところは見当たらなかった。
よよよよかった(T_T)。
「今のところ何も心配はないですね。でも毎年、乳がん検診は受けるようにね」
と先生は仰ったが、私はできればまた当分は、来たくない心境だった(殴)。
今後、何か変わったことを自覚症状として感じたら勿論すぐ来るだろうが、
そうでなかった場合、私は次は何年後に、ここに来る気になるだろうか(汗)。

**************

続いて、泌尿器科に行った。
やはり腎臓結石を放置していることが気になったので、
ここまで出てきたついでに、診て貰っておこうかと考えたのだ。
尿検査の結果は、何も異常はなかったが、
腎臓をエコーで診て貰うと、右の腎盂あたりに相変わらず石はあった。
きょうに至るまで、石が出た気配が全然ないのだから、当たり前だった。
「石ね、うん、変わりなくおいでになるようですよ」
と先生が画面を見ながら仰った(笑)。

ここでも、現状なら年に一度くらい診察を受けにくれば良いだろうとのことだった。
勿論、痛みがあったり、はっきりした血尿を見たりすれば、すぐ来るように、
とも言われた。
2年前、最初に診断がついた頃にしばらく飲んでいた内服薬のウラリットは、
もうとっくになくなって、飲まなくなって久しいのだが、
「だったら、ま、それはそれでいいですよ」
と、先生は格別、私の不真面目さを責めたりはなさらなかった(^_^;。
結局のところ、内服では現状維持以上の効果は期待できないわけだから
(とまでは先生はハッキリとは仰らなかったが、煎じ詰めればそういうことだ)、
飲まなくても変化がないなら、そのまま観察するということで良いようだった。

ということで、何かが解決したわけではなかったが、
とりあえず新たな異常はなかったので、一安心できた(^_^;。

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