ずっと仕事が忙しすぎてキレそうだったのが、先週は多少ラクになった。
それでゆったりとシアワセに過ごせたかというと、
意外なことに、期待していたほどの解放感がなぜか得られず、
それどころか、まだやるべきことが残っているのではというような
変な焦燥感にかられて、我ながらおかしな精神状態になった。
私はこんな繊細な人間ではなかった筈なのだが、
これってやはり心が疲れているということ……??
などと思い暮らしているうち、ある程度予測していた通り血圧が上がった。
実は、勤め始めてからは降圧剤ディオバンを真面目に飲んでいて
(いろいろ報道された薬剤だが、私は降圧剤としては気に入っている)、
朝晩の家庭血圧は素晴らしく成績が良く、
毎日、適当な計り方をしても必ず120台/80前後に維持できていたのに、
先週、その妙なイライラを自覚するようになってから、
しばしば、下の血圧が100前後に上がるようになった。
上はそれでも120台か130台が続いていたので、良いかと思っていたら、
昨夜はとうとう、就寝直前の血圧が160/100になった。
何度測っても、上がせいぜい150になっただけだった。
ひええええ~~
久しぶりに見たぞ、こんな血圧値(O_O)!!
それできょうはビビって、仕事の合間に、
いつも血圧を診て貰っている循環器内科に飛んで行った。
薬はまだ十日分くらい残っていたのだが、
こういうとき、気にすればするほど血圧が上がることは
経験的にわかっていたので、これ以上、私は耐えられないと思ったのだ。
だが、しかし。
「けけっ、血圧がっっ!!」
と駆け込んだ診察室で、看護師さんに手動式で測定して貰った値は、
有り難いことにというか恥ずかしいことにというか、146/80だった。
「んな筈が無い。低すぎる」
と私が信じないので両方の腕で測って貰ったが、
同じような値だとのことだった。
収縮期140以上は世間的には高血圧だから、『低すぎる』も無いものだが、
160/100で震え上がってやってきた私には、
診察室なら170/100くらい出さないと竜頭蛇尾っていうか(爆)。
実際、そういう値は今まで何度も叩き出した実績があるし。
「そりゃ、ときどき高いことは誰でもありますよ~」
と先生はちょっと困った顔で仰った。
「ですが、150とか突出した値が出ないように降圧剤を使うとすると、
普段が下がりすぎて危ないですからね」
日常生活の中でさしたる理由なく精神状態が不安定になり、
その結果、血圧が上がったり乱高下したりして、
ある日とんでもない値を見て驚き、診察室に駆け込んでくる、
……というのは、中年女性に多いパターンだそうだ(恥)。
ハッキリ言って、更年期の自律神経失調症そのもの(恥恥)。
「ま、血圧は『月』単位で推移を見て行くものですから。
ずっと高いとか低いとかがあるかどうかをね。月末にまた診ましょう」
血圧手帳を渡され、なだめられてクリニックを後にした私は、
帰宅してすぐまた懲りずに血圧を測った。
134/92だった。
ちなみに家庭血圧のくせに緊張が取れていないらしく、脈拍110(汗)。
いやもう、高血圧の私としては満足すべき値だとはわかっているのだが…。
とにもかくにも測定の誘惑の罠から、意識的に逃れなくては、
……ということだな。
追記(7月3日17時):あれから、昨夜の血圧が134/83、今朝は121/88、
ということで一応、マシにはなった。
追記2(7月4日07時):本日起床後1時間の血圧は、初回測定が141/79、
10分後に再度測ったら125/81だった。そろそろここから離れなくては(^_^;。
追記3(7月8日08時):今朝は1回目が125/83、2回目が120/74だった。
一時的に上がってもまた下がる、というのを今後の教訓にしなくては。
わかっているのだが、高い値が数日続くと焦る(^_^;。
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