転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



主人の書斎の椅子を買った。
今まで15年近く使っていたガス圧式チェアは、
大変座り心地が良かったそうなのだが、経年劣化でガスが抜けてしまい、
ガスシリンダーの交換は費用対効果の面から選択肢にならず、
買い換えなければならない状態になっていた。
それで、いつもお世話になっているインテリアショップにお願いして、
お勧めの椅子を幾日間かお借りして、主人が試した結果OKだったら購入する、
という条件で、二脚ほど持って来て戴いたら、即答でこっちの椅子に決まった。
非常に気に入ったとのことだった。

実は私も、この椅子は去年、店頭で座ってみて凄く良いなと思っていたのだが、
そのときはまだ、書斎椅子を購入することが現実的な目的でなかったので、
「いつか時間ができて、主人も来られたらそのときに」
と言っていたのだった。
今回、思い切ってお借りしてみて良かった(^^)。
腰を支える角度が絶妙で、安定性が良く、とても座り心地が良い。
キャスターも肘掛けもない、まさにシンプルに「椅子」というだけの品なのだが、
こういうものがかえって、書斎椅子としては落ち着くのではないだろうか。

脚を切って高さを調節することが可能なのだが、主人はそれについては、
「切って後悔しても、取り返しがつかんじゃん……(^_^;?」
と弱気で、とりあえずこのまま使用したいとのことだった。
若干、デスク面に対して椅子の座面が高いように思うが、
パソコン操作のためにはそれもアリかなと考え、
「どうしてもだったら、切るのはいつでもできるし」
という主人の意向の通りにすることにした。


……かつて、体の不自由な転姑ばーちゃんのために「ズボン」を買った転舅じーちゃんは、
丈が長すぎる、と判断して自分で裾上げをしようとし、
思いきりよく切り過ぎて、誰もはけない短さになり、捨てるしかなくなった、
……という一件があったことを、私は、不意に思い出した。
この場合のズボンと椅子では、単価が違うといえば、まあそうなんだが、
基本的な部分で、転夫ころもんは性格的には、父親似ではないのだな(笑)。

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