転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



姑は、老人保健施設で元気に過ごしていた。
私が行ったら、にこ~っと良い笑顔を見せてくれた。
ちょうどオヤツの時間で、もみじ饅頭とお茶が配られたので、
私が介助したのだが、順調にたいらげた。

私「おいしーですか?」
姑「さぁ~。よーわからんね」

姑は、どういう訳か、以前からもみじ饅頭が嫌いだった(爆)。
出されたから食べているが、別段気に入っている訳ではない、
という感じがアリアリで可笑しかった(^^ゞ。

一方、舅は、病院で穏やかに過ごしてはいたが、
「立てんようになった」
と残念そうだった。
ケツの痛みは楽になり、特に今、つらいところはないのだが、
昨日あたりから、立とうとしてもフラフラして力が入らず、
トイレに行くことも負担で、紙オムツを使うようになっていた。
回診に来られた先生方が「コンチン60ミリ」と話されていたので
やっと疼痛緩和に必要なモルヒネの量が定まったのかもしれない。

舅「家にある、ばーちゃんのオムツを持ってきてくれ」
私「わかりました」
舅「病院のは、高いんじゃ・・・」
私「そんなことは、心配されなくていいんですよ。
 でもパッド類も全部、家に充分ありますから、持って来ますね」

きょうの舅は、言っていることのほとんどはマトモだった。
ただ、唯一、オムツの話をしているときに、
ちょっと意味不明なことを言った。

舅「やれやれ、ついにばーちゃんと同じことに、なってしもて。
 こりゃ、水に入るんじゃったっけ」
私「水ですか?いえ、そういうのは、無かったと思いますけど」
舅「ほうか。あれは、違うんか」

ばーちゃんと同じだから水に入る???
体が自由にならない場合は、普通の入浴は危ないから機械浴になる、
とか、そういうことを連想したのだろうか。

相変わらず、病院では一般病棟にいて、
まだ緩和ケア病棟の部屋に移れるという話にはなっていない。
四人部屋で、とても元気な若い骨折患者の男性もいたりして、
今の病室は何かと落ち着かないので、
舅の苦痛がよくコントロールされているようなら、
自宅に帰ることを考えても良いのではないかと思うが、
どうなのだろうか。

胸の静脈からの点滴を自宅で続けることや、在宅酸素なども、
ホスピスのある今の病院で相談すれば可能ではないだろうか。
私も勿論、そういうことを経験したことがないので、
自宅で管理できますと言い切る自信はないのだが、
舅が今の環境を、自宅より気に入っているとは思えないし、
なんとか、改善できるところは、したいと思うのだが・・・。

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