転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



自宅マンションの玄関ドアを開けたところに、
アブラゼミが腹を出して引っ繰り返っていた。
掃除しようかと思ったが、見たらいわゆるセミファイナル状態で、
まだ死んでいないと思われたので、とりあえず、そっとしておいた。

「玄関ドアの前に、セミが倒れとるけぇね。
まだ生きとるけぇ、あのままにしといたほうがええと思うよ」
と、ころもん氏に一応注意しておいた。
彼は昆虫が怖いので、自分から触ったりするようなヒトではないが、
あのセミの存在には既に気付いてはいて、
「えっ!!あれ、死んどらんのん!!」
と驚いていた。

うん、死んではないと思うなぁ(^_^;。
だって、あのセミは脚が開いた状態だから。
死んだら、…これはGなんかも同じなのだが、
脚が全部縮こまった格好になる。
倒れていても、両手両足を広げて投げ出しているときは、
どのみち意識朦朧なんだろうとは思うが、
突けばジジっ!と鳴いたり、場合によっては飛び上がってきたりする。
静観したほうが良い。

「知らんかった~~」
と、ころもん氏は感心していた。
百万回言った話だが、私は素手でアブラゼミを捕って暮らしていたので。
生きたセミと死んだセミの見分け方は、
街っ子ころもん氏などより詳しくて当然だ。
どこを見ればオスとメスの違いがわかるかとか、
若いセミと年寄りのセミの区別のポイントだってある。
小学生当時ですら、これらは、ほぼ無用の知識だったので、
ころもん氏は全く覚える必要はないが(^_^;。


追記:なお、転夫ころもん氏の、とても可哀想なセミの思い出は、こちら
勿論、ここで『可哀想』なのは、セミではない。

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