転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨日は劇団四季『異国の丘』を広島郵貯ホールで観た。
広島公演の千秋楽だった。
キャストは、主演の九重秀隆役に下村尊則、
ヒロインの宋愛玲役に佐渡寧子。

私はこの芝居を初めて観たのだが、
もっと『異国の丘』が幾度か劇中で歌われると思っていたのに、
通して聴かせて貰えるのは二幕冒頭だけ、というのが意外だった。
しかし全編通じて、下村尊則のバリトンの美声は素晴らしかった。
アメリカ留学時代の若々しい振る舞い、
上海で日中和平工作に奔走する生き生きとした姿、
シベリア抑留生活での暖かく堂々とした態度、
いずれも九重秀隆の快男児ぶりがよく伝わって来て、
とても納得して観ることができた。

ツッコミとしては、下村氏、お顔がひときわ御立派。
歌舞伎の『暫(しばらく)』とかスゴク似合いそうでした(逃)。

観終わって、一緒に行った友人いわく、
「私としては金髪洋ものより、こういう日本ものがいいなあ。
それか、動物もの
そういうジャンルがあったとは知らなかったが(^_^;)、
つまり次はジャングル大帝、じゃないライオンキングが観たい、
ってことだね。

(のちほど、詳しく書く気力があったら、また詳細を)

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