転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



清志郎宛に、皆で応援のメッセージをルーズリーフに書いて、
代表となる人にとりまとめて貰って、ファンクラフ経由で送ろう、
という企画を、先月、インターネットで知り、
脳天気な私は、かなり早い時期に参加表明をしたのは良いが、
結局、締切間際まで盆だなんだと忙しくしていて手が出せず、
今夜、ようやく完成させて、さきほど速達で送った(^_^;)。
もう、締め切りは明後日に迫っていたのだ。

私は、昔から、誰彼と夢中になってファンライフを送ってきた割には、
どうもファンレターというものを書くのが苦手だ。
いろいろと内心では思っていることがたくさんあって、
WEB日記になら、自分本位に書き散らすことは嫌いでないのだが、
もしかしてご本人が本当に読まれるのではという設定になると
途端に何を書いても満足できなくなって、手紙が完成しないのだ。

ウケたいとか、綺麗に書きたいとか、
自意識過剰になるから、失敗するのかもしれない、
という反省は毎回、あるのだが、どうもそこから脱却できない。
今までも、書き始めて断念したファンレターは数知れずだ。

今回ももうちょっとでリタイアしそうになったのだが、
しかしここで諦めてはダメだ、
せっかくの企画で、素晴らしい機会なのだから
ここはどんな恥ずかしいシロモノでも完成させるしかない!と
我ながらファンモードで頑張った。

中身は、清志郎の歌のどういうところが好きかとか、
先日の「雨宿りの恋」の平田紀彦役に萌え萌えした話とか(^_^;)、
秋には新CD発売で、清志郎サンは全然立ち止まってないのですね、とか
・・・そしてあとは、今までのお礼とか、次への期待とか。
焦らずに、でも熱く楽しく、《夢を忘れずに》待っています、とか。

とても月並みで、我ながらつまらないなーと思ったが、
今のワタクシにはこれが限界だった。
イラストなど描いてカラフルにレイアウトしたいのはヤマヤマだったが、
なにしろイマーノ先生は美大志望だった人で、
現に絵本なども出版なさっているかたなのだから、
字よりももっと絵のほうがヘタな私の作品をお送りするなど、
あまりにも畏れ多く、お目汚しにもならないのだった。

さて、内容はともあれ、完成させたのは良かったが、
それで安心してはいけなかった。
私が年甲斐もなくファンレターなんぞ書いていたなんて、
もし主人が知ったら、手を叩いて面白がるだろうから、
そこいらに放置しておくなんて厳禁だった。
それで私は、そそくさと、今さっき、雨の中を
近所のポストまで投函しに行って来た。

宿題が滑り込みで期日に間に合った爽快感と、
完全犯罪が無事に成立した興奮とを、同時に味わった。
実に、めでたかった。無事に、届きますように(T.T)。

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