転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨年から言い続けていた玄関リフォームを、ついにやり遂げた。
いやはや、やれば出来るもんだ、このシぬほど忙しかった11月後半に!

玄関をなんとかしたい、と思うようになったのは2020年の暮れ頃からで、
「天井までの、(私にとって)危険な収納を、もうやめたい」
と考えたのが、そもそものキッカケだった。
うちのマンションは、玄関入ってすぐのところに、
天井までの大きな下足入れが作り付けになっていたのだが、
背の低い私は、脚立に乗らなければ上段には全く手が届かず、
3人家族の頃でも、こんな巨大な下足入れは無用の長物で、
更に娘が独立して家を離れてからは、主人と私の2人になり、
スペースの無駄使いを日々、痛感するようになっていたのだ。
 

下足入れの撤去と交換、および周辺のクロス張り替え等、
私の思いつきについては、昨年初夏くらいには、
いつものインテリアショップのマダムには話してあった。
ただ当時はキッチンの食器棚を一新することにかまけていたので、
資金的にも一度にやる体力はなく、玄関のほうは延期したかたちになっていた。
だから今年は、春に娘の部屋のリフォームが終わってから、
すぐに玄関レイアウトについては打ち合わせを始めたのだ。
しかし、結果論だが、スケジュールに関して読みが甘かったのである(汗)。
ショップは、夏前から秋の初めにかけてはイベントが続いて多忙だったし、
私も私で、もともと締め切りのない話だし、まだ時間はいくらでもある、
と思って、あまり真剣に進めていなかったのだ。

その後、秋になって職人さんの方々の予約が取れたのもあり、
11月中~12月初旬にはカタをつけましょうか的な話に、一気になった。
私は昨年よりずっと忙しくしていたので、困ったと思ったのだが、
大工さんやクロス屋さんや、大勢の方々が仕事を受けて下さって初めて
こういう工事が可能になることはよくわかっていたし、
今を逃してはまた一から手配のやり直しになり、
せっかく予定してくださっている業者さんを逃してしまう、
等と思い直し、ええい・ままよ!と決行した。

作業は、下足入れの撤去から始まった。
もともと、中身にはろくに靴が入っていなかったので、
整理そのものは簡単で、撤去作業も半日かからず滞りなく終わった。
 

それから、下足入れを小さいものに換えるとなると、
壁紙も新しくしなければならなくなるので、
この機会にと、玄関ホールから続く廊下まで一新した。
入居以来15年、クロスを張り替えていなかったので、
あちこちシミが出来たり継ぎ目が浮いてきたりして、
これ自体は、タイミングとしてちょうど良かったと思っている。
壁紙には私の趣味を大いに発揮して、見切り材を使い
上下で色調や模様の異なるものを貼り分けるかたちにして戴いた。
(↑こんなことを考えつくから、また時間がよけいにかかったのだ(汗))
これについては、先に玄関から廊下の奥まで見切り材をすべて取り付け、
その後にクロスを張っていく、という順序になった。
ちなみにクロスの下半分と天井は、Kioiの「鮫小紋」の緑と白を選んだ。
Kioiは『紀尾井アートキャラリー 江戸の伊勢型紙美術館』の所有する型紙から、
メーカーのリリカラが制作しているシリーズなのだが、
紀尾井町と来れば、松緑贔屓としてやはりシビれるではありませんか(^_^;。

      

そして、念願通り、下足入れの容積&高さがおよそ半分に減ったので、
空いた上半分は大いにデコレーションを楽しむことにして、
ミラーとブラケットライトをつけて戴いた。
ブラケットライトは特に、私には長年の憧れがあり、
家の中でどこかに使いたいと、ずっと考え続けていたのだが、
思いがけず玄関で実現し、とても嬉しく思っている。
玄関は最初、蛍光灯の足下灯が設けられていて、電源が来ていたので、
下足入れを撤去したあと、上の両サイドにそこから配線を引っ張って貰い、
足下灯をなくすかわりに、壁の上のほうに、
一対のブラケットライトをつけて貰うことができた。

私がまとまった時間、在宅していられる日がなかなか無く、
一連の作業と工事は、とびとびに四日に分けて入って戴くことになったが
それでも、午前中の作業が終わったあと大急ぎで村の神社に行ったり、
まだ終わっていないときに用事が入って、仕方なくタクシーを呼び、
私が出たあと、留守宅のまま作業を続行して戴いたりと、
無理矢理な同時進行で、どうにかこうにかリフォームが完了したorz
ショップや業者さんとの信頼関係があったからこそ、できたことだった。
ありがとうございました<(_ _)>。

私は、もう、二度と、決して、秋以降に家をいじることはしない、
と今回は強く固く心に誓った。
秋からの忙しさの程度が、数年前とはもう、違って来ているのだ。
『下半期』プロジェクトなど企画したら身動きが取れなくなる。
あともう少し、家の中で手直ししたい箇所が残っているのだが、
それは来年以降、2月~3月、5月~8月の期間中のどこかを使うことにしたい。
このたびの玄関リフォームの出来映えには心から満足している、
本当に予想以上の素晴らしさで、とてもとても嬉しく思っている、
私の夢が、理想が、いくつもかたちになった、
のだが、本当に、本当にシンドかったっっっ!!

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