娘の通っているA中高はプロテスタントの女子校なので、
今月はクリスマスの宗教関係行事が多い。
まず12月に入ると降誕祭を待つアドベントが始まり、
教室その他校舎内にツリーやリースがお目見えする。
礼拝に使われるGホールの外壁は、イルミネーションで彩られる。
そして中学部は賛美歌コンクールに向けての練習が始まる。
ピアノ伴奏者、指揮者をクラスごとに選び、
歌の稽古をするところまでは、いわゆる合唱祭と同様だが、
A中学の生徒たちは、課題曲・自由曲ともに賛美歌だけで競うのだ。
12月上旬に期末考査が終わると、練習はいよいよ本格化する。
休み時間ともなれば、校内のあちこちで賛美歌の歌声が響き、
なんとも言えない、穏やかで清らかな雰囲気になる
(音だけ聴けば・爆)。
クラス対抗で、各学年2クラスが「金賞」として表彰されるので、
それを目指し、生徒たちは自主的に朝練・昼練もする熱心さだ。
この賛美歌コンクールの本番は、もともと公開行事だったが、
保護者の間で大変に人気が高く、保護者席が足りなくなることが続き、
近年は中3保護者にだけ、出席が許されることになった。
賛美歌コンクールが終わると、二学期も終盤だ。
二学期最後の日は終業式ではなく「終業の日」と呼ばれ、
これはクリスマス礼拝を兼ねている。
校内行事なのに前日リハーサルまであるという念入りなものだ。
そしてきょう23日は、例年、一般公開で、
『メサイヤ演奏会』がA中高Gホールで行われている。
高校部のハレルヤコーラスを中心とし、
卒業生の音楽家やゲストを招いての一大イベントであり、
在校生・卒業生・保護者の出席がこれまたとても多い。
・・・ということは、一応、知っているのだが、
私は、話に聞くばかりで、これまでそのいずれの行事にも、
実際には、行ってみたことがない。
こんな近所に住んでいながら、どういう怠惰な保護者であることか。
すみません(逃)。
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