転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



入居以来「納戸部屋(=マイ書斎もどき)」であったサービスルームを
先日、ついに「我が居室」へと昇格させた。
昨年8月から始めたプロジェクトが、とうとう、ひとつ完結した!

多忙だったがゆえに、去年から私が最も熱中するようになったのが、
我が家のインテリアを一新することだった。
常に用事があって外に出っぱなしの生活になったので、
それなら出た先で、1時間でもインテリアショップに行ってみよう!
と思ったのが、そもそもの始まりだった。
会社、実家と神社方面、それに老人ホーム、と回った帰りに、
前々から気になっていた某・輸入家具専門店に寄ったろうやないか!と。

そのショップで長年、私が思い描いていたあれこれを相談し、
手始めに、キッチンとの境の「間仕切り」や「のれん」をやめて、
ちゃんとしたカーテンを買った
さすがに、プロにコーディネートして貰うと巧く行くものだ、
と私はその手応えにいたく満足した。
それで次にリビングのソファを買い換えた

それらと並行して、「我が居室」計画のほうも始まった。
まず、「納戸部屋」を脱却するために手を付けたのがカーテンと照明だった。
約12年間、掃き出し窓に入居時についていた一般レールをそのまま使い、
舅宅から持ってきた寸法の合うカーテンを吊って間に合わせていたのだが、
夏に思い立って3倍ヒダ・形状記憶加工つきのレースカーテンと、
ウィリアム・モリスのドレーパリー+バランス(前飾り)をオーダーし

併せて照明も、20年前に今治の官舎時代に買った古いものを廃棄し、
長年の希望であったシーリングメダリオンをつけて
5灯シャンデリアを新規に購入し、交換した


それから、これを機に家具類を総入れ替えした。
入居してからずっと、この納戸部屋に置いていたのは、
やはり今治の官舎で使っていたハイタイプこたつとその付属椅子、
それより昔に神戸の官舎の頃に買ったディノスの特価品キャビネットたち、
マンションに移るときネットでゲットした激安ポリプロピレンのカーペット、
等々だったのだが、これらすべてを思い切って処分し、
新たに本棚2つとデスク+椅子、手織りのパキスタン絨毯を購入した
ああ、なんとスッキリしたことだろう(^^)!
納戸部屋だろうが狭かろうが、寄せ集めの家具で妥協するのでなく、
きちんとレイアウトすれば、使用に耐える立派な一室になるのだ!
ナラ材の良い香りと相まって、新築に入居したような気持ちの良さである!!

そして、20年前、神戸の官舎にいた頃に大坂南港のショップで買い集めた、
各種エンジェル・デコールを、ピアノの周囲にまとめて飾った。
最近は、こういう装飾的なものを購入することは減ったのだが、
昔の私は、デコラティブなものに今よりずっと憧れが強く、
いつの日か家を持てたらと、夢をみつつ一つずつ揃えたものだった。
紆余曲折あったが、転勤に連れ歩き開封される機会もほぼ無かった彼らに、
今、ようやっと相応しい居場所を作ってやれたことを、嬉しく思っている。

   

手織り絨毯は、順目の方向から見ると色が明るく、
逆目から見ると色が濃く・暗くなるという特徴がある。
どちらの向きに敷いても良いのだが、今回は、
ドアを開けて入って来るとき順目方向の白い色に見えるようにした。
今後、気分を変えたくなったら、
或いは、カーテンを掛け替えることがあれば、
絨毯も逆目方向に敷き変えるかもしれない。

  

ともあれ、半年を費やした「我が居室」計画、ここに概ねコンプリート!
今回は壁紙とモールディングについては手を出さなかったのだが、
トリムボーダーを貼るくらいは検討してみようかと、少し思っている。
こうなってみると、ピアノが木目調だったのは本当に良かった。
購入時、黒のピアノのほうが安価だったのだが、私は敢えて色にこだわった。
自分には正解であったと、20年後の今にして、実感している(^_^;。

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