「私の居室」に昇格させようと計画中の「納戸部屋」の
カーペットを新調することにし、先日、仕事帰りに、
今年後半ずっとお世話になっている家具屋さんに行った。
この日はたまたま主人が県外出張で夕食が要らず、
私は仕事の後、夜まで自分の時間があったのだ。
既にオーダー済みのデスクと本棚の支払をする必要もあったので、
年内にこういう機会が持てて、なかなか運が良かった。
「納戸部屋」、もとい「私の居室」は、
この夏に、照明とシーリングメダリオンを新しく取り付け、
カーテンも、ウィリアム・モリスのMarigoldを使い、
それなりに趣味を貫いて一新しつつあるのだが、
カーテンの次に大きな面積を占めるカーペットが、
既に相当ヘタっており、実のところ、以前からずっと気になっていた。
現在は、10年以上前に買ったウィルトン織のポリプロピレンのを敷いてあるのだが、
デスクがわりのハイタイプこたつの、付属椅子のキャスターにこすられ続けて、
真ん中あたりがぼろぼろに毛羽立ち、模様が歪むほどになっているのだ。
照明・カーテン・家具類を新規購入しコーディネートした部屋で、足元がこれでは、
「ヘアメイクした・服も着込んだ、でも靴が10年前のまま穴あき」
みたいなもので、あまりにも残念過ぎた。
それで、とにかく絨毯を見せて貰おうとショップに行ってみたら、
これまた巧い具合にクリスマス・セールの真っ最中だった。
先日の玄関マットのときは、自分比では結構投資したのだったが、
もはや予算もないし、自分の部屋なので玄関ほどの気合いは入っていない、
と家具屋さんで正直に申し出て、手頃なパキスタン絨毯を提案して貰った。
しかも、その品は店頭展示品で一部に小さいシミもあったため、
セール価格より更に割り引いて貰うことが可能だった。
……ので、それで即決した(写真。納品はまだなので店頭での撮影)。
私は総じて決断が早いのだ(^_^;。
この5年間、私は音楽や舞台鑑賞という道楽のために会社勤めを頑張って来たが、
それに加えて2年前に父の仕事をも引き継いだことが、ここに来て、
私のインテリア趣味のために、それなりに力を発揮するようになった。
このあと、12月31日から1月12日まで、私には休日が全くないが、
正月休暇がゼロでも、その期間の収入がゼロではなくなった、
と考えれば、乗り切れるというものだ。
ピアノや歌舞伎はかたちに残らない趣味として貴重なものだが、
インテリアは実際に目の前に見て、繰り返し愛でることができる、
という意味で実に良いものだな、と実感する、今日このごろである(^_^;。
クリスマスギフト、或いはお年玉か、どちらでも良いが、
誰かから貰うような境遇ではないから、自分で自分に買ってやるのだ。
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