転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



23日(日)
クリスチャン・ツィメルマンの兵庫公演の発売日だった。
公演日は11月30日で、ベートーヴェンの後期ソナタ3曲、
普段なら私は何を置いても駆けつけるような内容なのだが、
今年の年末はポゴレリチを聴かねばならないので、躊躇した。
ポゴレリチの川崎公演まであと一週間も無いような時期に、
ツィメルマンを聴きに行ってワタシは大丈夫か、と心配になったからだ。
経済的にも身体的にも心情的にも、いろいろな意味で。
それで、やはりここは一本に絞るのがヲタの正しい姿だ
と思い、ツィメルマンのチケットは取らなかった。
……あっという間に完売した。むしろ清々しい(^_^;と思った。

24日(月)
馴染みの耳鼻咽喉科に行った。
娘の入試について行った2月半ばから、私は軽い口内炎を自覚しており、
特に舌にしびれに似た違和感があり、どうにも改善しなかったので、
耳鼻科で相談したら、血液検査の結果、亜鉛不足が判明した。
一応、基準値内ではあったのだが、下限ぎりぎりの値だった。
実は私は結婚以来、主人に付き合って、タンパク質と言えば魚ばかりで、
亜鉛が豊富な牡蠣や牛肉豚肉は、主人が嫌う食品だったために、
食卓に乗せることがほとんど無かった。
更に、体内の亜鉛はストレスで消費されるということなので、
時期的に娘の入試騒動で精神的に疲弊し、亜鉛不足の症状が出たようだった。
耳鼻科で亜鉛を補給する内服薬を貰うとともに、
ゴマや卵など、主人が嫌がらないもので亜鉛のとれる食品を
今後は意識的に使うようにしようと決めた。

25日(火)
英語スクールに行った。
去年は道楽フランス語にかまけていて、私は英語を放置していた。
そのあと、娘の入試があり私が腎結石で入院して、
なんだかんだで、フランス語も適当にしかやらなくなった。
結果として今の私は、英語もフランス語も、ろくにできない。
私はこのままでいいのだろうか、と立ち止まって反省した。
いいワケないのだった。

26日(水)
今週で唯一、予定のない日だった。
前夜、布団の中で本を読んでいた姿勢が悪かったようで、
起きたときから肩凝りがして後頭部が重苦しく、
あまり元気が出なかったので、外出は買い物等、最小限にした。
あとは家の掃除など。

27日(木)
マンションの管理組合の理事長さんが入院なさっていたので、
同じマンションの奥さんたち有志で集まり、お見舞いに行った。
整形外科の治療でのご入院で、既にかなりお元気そうだったので、
大いに安心した。
夜、娘は大学のお友達と、宝塚『BASARA』を観に行ったと言っていた。
面白かった、とメールには書いてあったが、
どういう意味で面白かったのかは、謎。
BASARAには半端なく詳しく、かつ、宝塚の見方も知らないわけではない娘は、
果たして、今回の公演をどう思っただろうか(^_^;。

28日(金)
午前中はピアノのレッスンがあって、
ハノン第49番・ツェルニー30番の第24番・バッハの小プレリュードBWV933を弾いた。
次回からベートーヴェンのソナタ『テレーゼ』も見て貰うことになった。
午後からはピアノの調律に来て貰った。
いつも5月なのに、今年は私が忙しすぎて、こんな時期まで延びてしまったのだ。
もう結構あちこち狂っていたので、調律が待ち遠しかった(^_^;。
本来、私はろくな音感は持っていないので、
鳴った音が合っているかどうかなど、単音ではほぼわからないのだが、
オクターブのユニゾンにすると、合っているかズレているかがわかる、
という程度の感覚は、さすがにあるのだ。
調律のあとには、ピアノが端正になった感触があって嬉しかった。
うちに来て下さっている調律師さんの主義では、
調律は、その楽器がもともと持っている一番良い音を出す方向でする、
とのことだった。
明るい音とか軽い音とか、弾く人によって注文はあるにしても、
楽器個体の方向性に逆らうような音を作ることは、
自分はしないし、したくない、と仰っていた。
ちなみに、今夜は名古屋で田村響が出演する、
OKAYA CHARITY CONCERT 2013が行われた。
行きたかったのだが、夜の演奏会を聴くには名古屋は遠すぎるかなと断念した。
あとでTwitterで感想を読んだらかなり好評だった。惜しいことをした(^_^;。

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