転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨日、耳鼻科で鼻処置をして貰った御蔭で、
きょうは鼻炎がなくスッキリして、すこぶる快調になった。
やはり私の場合、遠回しに薬なんぞ内服しているよりも、
鼻粘膜そのものに触れて治療して貰ったほうが早道だ。
鼻が全然ムズムズしない・クシャミのことなど忘れて過ごせる、
というだけで、これほどしみじみと健やかな気分になれるのだから、
たかが鼻炎と侮って、人生の貴重な持ち時間を無駄にしてはいけない、
と、私はいつも思うことを、今日また思った(大袈裟)。

それで、本日午後、今度は歯医者に行った。
いや、別に面白がって医者巡りをしているわけではないのだが、
先月、定期検診案内と称する葉書が、行きつけの歯科から来て、
真面目な私は、ついノセられて「さよか」とすぐ出かけて行ったら、
右の糸切り歯に虫歯が出来ている、と指摘されてしまったのだ。
そのとき予約した(させられた)治療日が、きょうだった。
6月4日で虫歯予防デーだし丁度イイわよね♪と言った私を、
アンタは歯医者のカモになっとる、と主人は冷たく切り捨てた。
そりゃまあ確かに、キャラメルに詰め物を持って行かれたときにしか、
歯医者に行くことを思い出さないヒトは、お得意様とは言い難いわね。

さて、改めて診て貰うと、私の虫歯はC2で表面は小さかったが、
「ちょっと深さがあるので麻酔します」ということになり、
右3番周囲を表面麻酔してから、注射を打たれた。
麻酔が効いて来ると、鬱陶しくないとまでは言えなかったが、
その効果は明らかで、薬の御蔭で治療の痛みは無いも同然になった。
削られ、乾かされ、何か薬で処置をされているのがわかったが、
機械の振動が多少響く程度で、あとはなんということもなかった。
しかもレジンを詰めるだけなので、きょう1回で治療は終わりだった。

たったひとつ困ったのは、麻酔があまりにもよく効いたことだった。
治療後は唇の感覚がおかしくなるから、飲食は数時間くらい避けて、
とクリニックでは説明されたのだが、
感覚がおかしいだけでなく、運動機能もかなり麻痺してしまって、
私は治療後しばらくは、唇の右半分がうまく動かせなかった。
音声学的に言うと、両唇音が発音しづらく、円唇母音も出しにくくなった。
こんな不自由な感覚は我ながら初めてで、
しまった、虫歯予防デーなどといい気になっていたが、
私は顔面神経をヤられてしまったのか!!と一瞬焦った。

しかし、取り越し苦労だった。
治療後二時間半が経過した今、若干のしびれはまだあるが、
「パパ」「ママ」「ベイベー オー ベイベー」
も好きなだけ言えるようになったし、
タコチュウの口も、美しくつくれるようになった。
ヨカタ(^_^;。

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