館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

切り株ウオッチング・冬の平地林。

2008-02-07 05:37:01 | 山菜・きのこ・釣り


TVで毛利さんが、宣伝をしているね。
「平地林」は人が管理して、成り立つと。
入会の林に、燃料などの薪を求めに、肥料などの下草を求め入らなくなって、荒れ果てた山(関東平野の只中では、平地の林を「山」と呼びます)になった。
最近、この林を取り戻そうと、行政や、民間ボランティアが頑張りだした。
防風林の松の林・雑木林が僕の家の、北に・南に数キロの長さで、広がり、散歩出来るように整備された。

時々歩く・歩いても「切り株」を眺めてしまうのは、僕の悲しいサガだ。



冬は「エノキタケ」の季節だ。そして、キクラゲも見つけやすい季節だ。
歩くとすぐ、大きな桑の根元には「エノキ」だった。

最大の寒波到来の日だった。



カワラタケに覆われた、切り株。切り株ウオッチングは楽しい。
山の中を、ジグザグに歩いて、2時間はすぐすぎちゃう。



ヒラタケもまだ、生えていたね~



このエノキは見事だった。採りごろ・食べごろの完璧な大きさだ。
天然と栽培で、見た目・味の隔たりが一番大きなキノコだ。

お吸い物・佃煮風・刺身、どれでも信じがたい旨さだ。



ぶなシメジは、桐の木に生えていた。T市で初めて見る!
で、エノキもまたまたあった。



赤松の立ち枯れは酸性雨や松くい虫が原因らしいが、広葉樹はカミキリムシの被害痕を良く目にする。この切り株の穴は、3年住み着いて、成虫になって、飛び立った、カミキリムシの3年の棲家痕である。芯まで食べるので、木は死んじゃうのだ。



すっかり葉は落ちて、見事なジュータンだ。



立ち枯れの古木のそばには、新しい命が、育ち始めている。



まったくな~~20メートル先からでも、キクラゲが分かるほど群生だ。
2年連続、群生にめぐり合った!
このあたりでは、「ニワトコ」の大きな木があれば、必ずと言って良いほど、キクラゲが寄生しているのだ。



蔓植物は、木に巻きつき、やがて、絞め殺す如く、本体の木を枯らすものもある。
やがて、枯れた木は朽ち、間抜けな姿で、蔓植物は垂れ下がっている。

ブランコ・絵になるね。



こちゃらも、キクラゲ天国だった。



絡んで、本体の木を殺さない蔓植物もある。
自然は造形の天才だ。



大きなサルノコシカケも大好きだな。
楽しい、ウオッチングが終了。今度は、東の林に行きたいと思っている。



キクラゲは洗って、石付きを取って、乾燥。
野菜炒め・八宝菜・中華旨煮・ラーメン・・我が家のキクラゲの消費量は多い。
佃煮は、どうだろうか?



まったくな~~
エノキも大量だった!

どうして、採れるか?

山の中歩いていると「あたしよ!」って、キノコが呼ぶでしょう?

聞こえない?
コメント (8)
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