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朝鮮新報そのまま掲載

2012-09-21 | お知らせ・一般資料
「清津会」が訪朝説明会 拉致被害者家族も発言
早急な遺骨収集、墓参を



 第2次世界大戦の終戦前後、朝鮮で死亡した日本人の遺骨の埋葬状況を調査するため8月28日~9月6日まで訪朝した「全国清津会」メンバーが13日、参院会館

で説明会を開いた。

約2時間に及んだ説明会には遺族や関係者ら約160人が参加した。

都内で行われた「全国清津会」の説明会(撮影・盧琴順記者)

都内で行われた「全国清津会」の説明会(撮影・盧琴順記者)

まず、「全国清津会」の正木貞夫会長があいさつをした。

 正木会長は、今回の訪朝では感動することばかりだったとしながら、人びとは温かく迎えてくれ、マスコミが報道する朝鮮の実情とはずいぶん違うように

感じたと話した。

 また、各地の埋葬地が、現地の人たちの誠意により保管状況は整然としていたと説明。遺族による早急な遺骨収集や墓参が開始されるよう準備を進めていき

たいと述べた。

日朝間には大きな問題があるが、必ず仲良くなれる国だということを今回の訪朝で確信したとし、われわれが問題解決のための一端を担っているということ

を心に刻んで活動していきたいと強調した。

続いて、4人の来ひんがあいさつをした。

「全国清津会」の活動を後押ししてきた衆・参の議員は今後も日本人遺骨問題解決のために努力していく意向を述べた。

拉致被害者家族会前代表の横田滋さんは、亡くなった人の遺骨問題より拉致問題の解決が先だという主張もあるが、ここ数年間まったく日朝交渉が行われて

いないのであるから、できることから平行してやって行けば良いと述べ、日朝間の会談の進展に期待を示した。

 拉致被害者家族会前事務局長の蓮池透さんは、せっかく実現した日朝交渉で、遺骨、拉致の両問題が共倒れしないよう、順序として遺骨問題をきちんと解

決し、両問題が良い方向に行けば良いと思うと話した。

説明会では、今回の訪朝に同行取材した記者が写真や地図、映像を示しながら、埋葬状況や遺骨の状態などについて説明した。

「全国清津会」は現在、訪朝申請のあったメンバー50人中、まず10人の訪朝を11月まで実現し、来年春までには全員が墓参できることを目指しているという。

                                                       (姜イルク)

写真は上の記事と無関係です。 8・24京都舞鶴 浮島丸殉難慰霊祭より



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