6.15共同行事、破たんの危機/南当局が妨害工作、実務協議霧消
6月中旬にソウルでの開催が伝えられていた6.15共同宣言発表15周年を記念する北・南・海外同胞による民族共同行事が、破たんの危機に直面している。
6・15共同宣言を記念する北南共同行事は2001年以降、一度はSARSの影響で分散開催(2003年)を余儀なくされたものの、北南の代表らが双方向に往来しながら、金剛山や平壌、仁川などで開催されてきた。しかし李明博政権の誕生によって、北南関係は対立の一途へ。民族共同行事も、2008年6月金剛山で開催された6.15統一祭典を最後に実現されていない。