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ソウル市は13日から電車内での移動がほとんど不可能な“混雑度150%”以上の時には、マスクを着用しなければ乗車を制限することにした。

2020-05-14 | 世界情勢を知ろう
「うっかりしました、マスクはどこで買えますか」…
地下鉄マスク義務化、初日風景

登録:2020-05-13 20:27 修正:2020-05-14 04:27


一部乗客、制止されてマスク購入場所に案内される 
「混雑がひどい時には次の電車をご利用ください」放送

        

地下鉄のマスク着用義務化初日の13日午前8時30分頃、ソウル駅から市庁駅に向かう1号線の電車は市民で満員だった。車内には一部マスクを着けていない人々もいた=オク・キウォン記者//ハンギョレ新聞社

 ソウル地下鉄のマスク着用が義務化された初日の13日、一部の地下鉄駅ではマスクを着用していない乗客が駅員の制止を受け、マスク購入場所に案内されたり、あわててカバンからマスクを取り出す姿が見られた。ほとんどの乗客は「地下鉄内でのマスク着用はもう日常」という反応を見せた。

 この日、出勤時間帯の午前7~9時に流動人口が多い2号線・5号線・盆唐(ブンダン)線・京義中央線 の乗換駅である往十里(ワンシムニ)駅では、20人余りがマスクを着用していなかった。ソウル市は13日から電車内での移動がほとんど不可能な“混雑度150%”以上の時には、マスクを着用しなければ乗車を制限することにした。

 往十里駅でマスクの着用を点検していたソウル交通公社の関係者は「50代の男性がマスクを着用しておらず、職員が着用を勧告したところ「うっかりして準備できなかったが、どこで買えるのか」と尋ねると、近くのマスク販売自販機に案内した」と伝えた。彼は「20代とみられる女性もマスクをせずに乗車しようとしたが、その旨を案内されるとカバンから取り出して着用した」と付け加えた。

 出勤人口が多い4号線・牛耳(ウイ)新設線の誠信女大入口(ソンシニョデイプク)駅でも、一部の市民はマスクを着けずに地下鉄に乗車しようとした。この駅は、この日混雑度が130%程度だったため“義務化”対象には入らなかった。ある会社員(29)は、地下鉄に乗る直前に引き返して売店で使い捨てマスクを購入していた。彼は「乗車制限のためだけでなく、会社で仕事をする時にもマスクが必要なので、うっかり忘れたので買いました」と話した。

 ソウル駅と市庁駅でもマスクを着けていない少数の市民が見かけられたが、改札口に点検する職員の姿は見られなかった。ただし「地下鉄利用時はマスクを必ず着用しなければならず、未着用の場合は利用を制限されることがあります」「混雑がひどい時には次の電車をご利用願います」という案内放送が繰り返し流れていた。

 ほとんどの市民は、義務化開始と関係なく、マスクの着用を日常化しているようだった。2号線の乙支路入口(ウルチロイプク)駅のキム・ジェヒョク駅長は「駅員9人が午前6時から分散乗車案内などのために現場にいたが、マスクを着けていない人は見かけなかった」と話した。乙支路3街駅で会ったKさん(26)は、「義務化されたことは知りませんでしたが、マスクは出勤時には無条件に着けている」と話した。

 ソウル交通公社は、この日から“余裕”“普通”“混雑”のように地下鉄内の混雑度情報を乗客に毎日提供する「混雑度予報制」を施行している。ソウル交通公社のホームページや地下鉄アプリなどを通して、前日6時から確認できる。市民の自発的な分散を誘導するための措置だ。しかし、乗客の中には予報制を知らない人も少なくなかった。鍾路(チョンノ)3街に出勤中だったPさんは「予報制は知らなかったが、知っていたとしてもそれでなくともあわただしい出勤時間に混雑しているからと言ってどうにもできない」と話した。
ソ・ヘミ、オク・キウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


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