日朝、先月に接触か 拉致再調査要求 直後に核実験実施
朝日新聞デジタル 10月7日(金)5時3分配信
朝日新聞デジタル 10月7日(金)5時3分配信
9月3日から4日にかけ、日朝両政府関係者が中国東北部の遼寧省大連市内で接触したとみられると、複数の日朝関係筋が明らかにした。日本側は拉致問題の進展を目指して協議に臨んだ模様だ。北朝鮮は接触直後の同月9日に5度目の核実験を行ったが、日本側は今後も接触する方針だ。
日朝関係筋によれば、大連には日本側から外務省アジア大洋州局の参事官や課長ら3人が入った。接触したとみられる北朝鮮側の顔ぶれは明らかになっていない。
日朝は2014年5月のストックホルム合意で、日本が北朝鮮に対する制裁を一部緩和することと引き換えに、北朝鮮が拉致被害者を含む日本人の再調査をすると約束していた。日本は今回、合意の確認と誠意ある履行を求めた模様だ。
朝日新聞社