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南北間の問題が生ずれば、両首脳が随時会って誤解と緊張を解く通路を作ろうということだ。

2018-04-19 | 「北朝鮮問題」の解決のために
大統領府「南北首脳会談で板門店首脳会談の定例化が核心議題」
登録:2018-04-17 21:48 修正:2018-04-18 07:09


南北首脳会談まであと9日 
「主要議題解決のためにチョン・ウィヨン、ソ・フンが平壌を訪問する可能性も 
首脳間ホットラインを20日ごろ連結」

                    
南北首脳会談の準備委員長であるイム・ジョンソク大統領秘書室長が17日午後、大統領府春秋館で南北首脳会談の準備状況について説明している=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 大統領府は17日「今回の南北首脳会談で、南北首脳間の板門店(パンムンジョム)会談が定着できるようにすることが政府の重要な関心事案」と話した。大統領府は、南北首脳会談の定例化や非武装地帯の平和地帯化など重要な議題を解くために、チョン・ウィヨン大統領府国家安保室長やソ・フン国家情報院長が4・27首脳会談前に再び北朝鮮を訪問する可能もあると明らかにした。

 イム・ジョンソク南北首脳会談準備委員長はこの日、大統領府で記者会見を行い「今回の南北首脳会談は、板門店で開かれる点に重要な意味がある」として「韓国としては、南北首脳会談の定例化とは別に、議題に集中して随時開かれる板門店会談を定着させることが重要な関心事案」と話した。南北間の問題が生ずれば、両首脳が随時会って誤解と緊張を解く通路を作ろうということだ。

 イム委員長は「今回の南北首脳による板門店会談が、南北関係を越えて朝米問題が解かれる契機になるならば、マルタ会談以上にはるかに象徴的な会談に発展できると考える」と述べた。1989年12月、地中海のマルタの船上で開かれた米ソ首脳会談は冷戦解体の出発点になった。

 イム委員長は実務会談の次元では解決できない問題が生ずる場合、先月対北朝鮮特使として北朝鮮に行ってきたチョン・ウィヨン室長やソ・フン院長が南北首脳会談の直前に再び北朝鮮を訪問することも可能だと明らかにした。彼は「板門店首脳会談や非武装地帯の平和地帯化と関連した重要実務議論が難航に処したり、南北首脳会談の合意水準を事前に高める必要があると考えれば、いつでもソ院長やチョン室長が平壌(ピョンヤン)を訪問する可能性も開けてある」と話した。

 南北首脳間のホットライン(直通電話)開設と関連して、イム委員長は「20日頃に連結されると見ている」と話した。

 大統領府は、南北・朝米首脳会談を控えて韓米両国が詳細な部分まで疎通していると明らかにした。イム委員長は「かつての6・15、10・4南北首脳会談は、朝米対話が共に進行されなかったために合意事項の履行に困難があった。現実の外交で重大な方向転換は、少なくとも米国の忍耐と同意なしには難しい」として「南北・朝米首脳会談の議題と準備状況に関し、韓米間の対話が相当高い水準でなされている」と話した。彼は朝米首脳会談の準備も場所の問題を除いては比較的誠意をもって進行していると理解していると明らかにした。
ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


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