スー・チー氏の初外遊先はタイ、英国では議会演説も
ロイター 5月24日(木)16時39分配信
[ヤンゴン 24日 ロイター]
ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)は24日、スー・チー氏がタイの首都バンコクで開かれる国際
フォーラムで演説すると発表した。同氏のミャンマー出国は24年ぶりとなる。
NLDのメンバーはロイターに対し、来週バンコクで開催される世界経済フォーラム東アジア会議への招待に、スー・チー氏が応じたと述べた。
スー・チー氏は先月、ノルウェーや英国を6月に訪問すると発表していた。同氏は6月14日にスイスのジュネーブで国際労働機関(ILO)総会に出席し演説
する予定。18日からは英国に1週間滞在し、21日に上下両院で議会演説も行う。
スー・チー氏が最初に拘束されたのは1989年。その後、2010年に自宅軟禁を解かれるまで、計15年にわたって拘束・軟禁下に置かれていた。同氏は拘
束されていなかった期間中も、帰国を許されない事態を懸念して外国訪問を避けていた。