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「朝米対話の早急な再開を引き出すための南北協力事業の諸般の事項を議論することになるだろう」と述べた。

2020-02-10 | 米朝首脳会談
米国の北朝鮮政策特別副代表が訪韓…10日に韓米「作業部会」会議
登録:2020-02-10 01:58 修正:2020-02-10 07:11


個別観光など南北協力事業、北朝鮮制裁に問題ないよう事前調整 
駐韓米国大使館「ウォン副代表、作業部会米代表団率いる」

        

アレックス・ウォン米国務省北朝鮮政策特別副代表が9日、仁川空港を通じて入国している//ハンギョレ新聞社

 韓国と米国政府が非核化、南北関係、対北朝鮮制裁に関する事案を調整する協議体である韓米作業部会(ワーキンググループ)会議が10日にソウルで開かれる。このため、アレックス・ウォン米国務省北朝鮮政策特別副代表が9日午後に訪韓した。

 9日、外交部当局者は「外交部のイ・ドンニョル平和外交企画団長とウォン副代表の間で、韓米局長級協議が明日ソウルの外交部庁舎で開かれる予定」とし、「朝米対話の早急な再開を引き出すための南北協力事業の諸般の事項を議論することになるだろう」と述べた。

 韓国政府は、韓米作業部会の議論に神経を使いすぎて南北協力事業を十分に進展させられなかったという批判などを意識し、最近は「作業部会」という用語をできるだけ使わないようにしている雰囲気だ。いっぽう米国は、今回の会議が作業部会会議であるということを明確にしている。駐韓米国大使館の報道官は「ウォン副代表は韓国大統領府、外交部、統一部の当局者と会うためにソウルを訪問した」とし「彼は韓米作業部会会議で米国代表団を率いる」と述べた。

 今回の会議で韓国側は、北朝鮮の個別観光をはじめとして南北協力事業を進展させる様々な構想を説明するとともに、今後南北協力事業を推進する時に北朝鮮制裁に抵触しないようにするための事前調整も行うと予想される。北朝鮮の個別観光そのものは北朝鮮制裁に抵触しないが、観光客による携帯電話やノートパソコンの北朝鮮への持ち込みは問題が生じる可能性があり、事前協議が必要だという指摘があるためだ。

 ウォン副代表はまた、外交部のイ・ドフン朝鮮半島平和交渉本部長を表敬訪問するとともに、大統領府や統一部の当局者などと会談した後、12日に韓国を離れると伝えられている。米国務省のスティーブン・ビーガン北朝鮮政策特別代表が同省の副長官に昇進したため、朝鮮半島以外の様々な地域を担当することになり、対北朝鮮特使を務めたマーク・ランバート氏が「多国間連帯」特使に異動となったことで、対北朝鮮政策でウォン副代表の果たす役割が大きくなっているという評価が出ている。
パク・ミンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


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