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羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

クリスマスツリー

2009年12月08日 09時11分13秒 | Weblog
 先週末に、‘週刊NY生活’のメールマガジンに一枚の写真が添付されていた。掲載一週間早い読者へのプレゼントだという。
 12月2日水曜日に点灯式が行われたロックフェラービルのクリスマスツリーの写真だ。文章を読むとなるほどと思えたが、詳しくはここに載せられない。
 毎年、飾り付けをする木は、厳選されて切り出されていることは以前から聞いていただけに、今年はどこからはこばれたのだろう、と気にかかる。

 転じて、この数日間で、東京都内でもあっちこっちでツリーを見かけるようになった。
 中でも伝統的にこれぞツリー!と言えるのは、池袋の立教大学のツリーだ、と個人的には思っている。
 地面から大きく育った樹木は、左右対称に揃っていて美しい三角形をしている。電飾は発光ダイオードではないので、温か味ある色彩に彩られる。
 では何故バランスがよいのかと問えば、周囲の建造物がレンガつくりの二階建てだからに違いない。因みに古い建物補修に使われるレンガは、未だにアメリカから輸入している。色合いが日本製とは微妙に違うのが理由らしい。
 正面右手がチャペル、左手が図書館、真ん中に時計塔があるが、どれも聳えるほどではない。今となってはこの低さが、ツリーを立派に見せているのだろう。
 日暮れとともに点灯されたツリーの傍を通り抜ける時、キリスト教徒でなくても‘祝福’に特別な喜びを噛みしめてしまう。
コメント
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