羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

OKUYAMA 自分の名前がブランド

2009年12月24日 18時40分30秒 | Weblog
『米フォード・モーターが傘下の高級車「ボルボ」(スウェーデン)を中国の民営自動車大手に売却することで基本合意したと発表した』。『フォードは「ジャガー」と「ランドローバー」を印タタ自動車に売却している。これでブランド再編はほぼ完了する』。本日(24日)日経新聞朝刊に掲載された記事である。
 映画「グラントリノ」でも描かれていた米自動車会社の衰退には、複雑な思いがある私は、こうした記事を見過ごせない。車の運転こそしないが、子供のころから自動車に何となく興味は持たされてきた。
 家の中の会話で、こうした名前を耳し、実際に目にもしてきたことがあるからだ。つまり自動車産業全盛時代に育った。

 さて、この記事を読みながら一抹の不安を禁じえない。
 世界の潮目が大きく変わる時代に‘小・鳩政権’に托された末来はどうなるか?
 嫌な気分で新聞をめくっていくと「日本創造会議」という記事に出会った。ギロッと目が剥かれた。ー地方企業こそ世界に挑めーという。こんな日本人がいるか。何でも80年代に米欧に渡り名だたるスポーツカーを手がけた工業デザイナー。「日本人よ自信を取り戻せ」と提言する御仁は派手なスポーツカーの脇に立つ。好き嫌いは別にして車も発言も格好いい。見ているだけで元気が出る。
 君の名は、奥山清行。曰、ブランド化に成功したイタリア地方中小企業が勝つ理由は「したたかさ」だそうだ。納得!
コメント
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