羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

リポートのブラッシュアップ前には

2009年12月23日 14時14分51秒 | Weblog
 昨日の話と前後するがリポートの件。
 通年で履修する学生は、前期に一度リポートを提出している。。 
 そこで、十一月には添削したものを、一人ずつ話しながら返却する。
 そして、その原稿をもとに後期のリポートに改変してもよいし、新しいテーマで書き直してもいい、という前提があって昨日の話になっていく。

 前期のリポート提出前には、リアクション・ぺーパーに書いてもらう。一週間後に一人ずつ返しながら話をする。ほとんどのクラスがニ十数名のなのでそうしたことが可能だ。といっても一人三分くらいに計算して、一時間はかかってしまう。その間、学生は思い思いに過ごす。マッサージをしあうもの、寝そべりながらおしゃべりするもの、黙々と体操をしているもの、大の字になって安らかな半睡眠にあるもの、それが結構いい時間なのだそうだ。
 授業も十回ほど行った頃を見計らっているので、教室で友達になった学生同士がより親しさを増すらしい。

 話す内容は、多岐にわたっている。当然、最終リポートの相談にものる。実技テストは一人ずつ行う。かならず‘上体のぶらさげ’はやってもらう。そのほかに授業で取り上げた動きを幾つ選んでもかまない。
 そこで事前に‘上体のぶらさげ’を、個人レッスンすることにしている。勿論、後期だけの学生も同様。
 最後の授業には「野口体操の扉の前に立ったようだ」と素直な感想をいただく。
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